花研コーヒーブレイク
2月全国百貨店 バレンタインデーは??
2017.04.03
毎週月曜日に掲載されていた日経新聞の「景気指標」は今年の2月27日の掲載をもって終了してしまいました。分からないなりに参考にしていた数字もあったので残念な限りです。
それとは別ですが、新年度の本日月曜日に日経新聞に掲載されていたのは、産業別の“天気予報4-6月”。
産業によってお天気模様の明暗が(いつもながら)分かれるようですが、「百貨店」は相変わらずの「小雨のち小雨」。
インバウンドも以前ほどの期待はできず、衣服の回復が見込めないと。
折しも3月22日に発表された全国百貨店売上高概況を拝見すると、2月の売上高は1.7%減で12か月連続のマイナス。
特長としては、札幌、名古屋、大阪、近畿の4地区がプラスになったが、他は前年割れ。商品別では、化粧品が好調で12.9%増(23か月連続プラス)、衣料品が4.5%減(16か月連続マイナス)、食料品は0.8%減だが、昨年の閏年に比べ営業日数がス1日少ない割には健闘したとの評価。
そして、特徴欄の最後にはバレンタイン商戦に言及している。
「バレンタイン商戦については、(中略)自家需要及び男性客の取り込みに成功して人気イベントへと成長を見せている。」
「自家需要の取り込み」なら、チョコレートのギフト用のほかに自分用の需要を開拓できたということですね。
「男性客の取り込みに成功・・・」ということなら、フラワーバレンタイン需要が百貨店でも目に見えて大きくなってきているということだろうか。チョコレートという言葉はどこにも書いていない。バレンタイン需要全体のことを言っているなら、きっとフラワーバレンタインのことに違いない。きっとソーダ!と弊社のショチョさまが確認のためにこのデータを発表している日本百貨店協会様に電話してみました。
すると、日本百貨店協会様のお答えは、
「チョコレートのことです」
だって・・・ガックーーーン(。>ω<。)
へー、バレンタインデーは男性もチョコレートを購入するようになっているのですね。しかもご自身用ですって。
バレンタインのチョコレート需要な年々進化しますね。しかも展開が早い!
コメント欄は紛らわしい表現のような気もしますが、まだデパートの売上の中ではバレンタイン商戦といえばチョコレートの売上が前提であるということですね。そーかぁ。。。フラワーバレンタインももう少しでデパートの売上にインパクトを与えるくらいの規模になるものと期待したいと思います。
さて、話変わって、最後に当社の営業です♪
今日から新年度。
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