花研コーヒーブレイク
大英自然史博物館展◆開催中!
2017.03.22
桜がほころび始めた上野では3月18日から6月11日まで国立科学博物館にて、特別展大英自然史博物館展が開催されています。
3月18日の開催初日に、自分の誕生日だからと一人で博物館に足を運んだ弊所のショチョさまは、スゴイ人混みに巻き込まれたようでございました。
しかも、初日の開場先着1,000名に始祖鳥のピンバッチをくれるとかで、開場9時のオンタイムに着いたら、既に1,000人以上の長蛇の列。試しに並んではみたけれどピンバッチはもらえなかったそうで、悔しくて有料のガチャガチャでタコのピンバッチを入手されていました。
こちらがそのタコのピンバッチ↓
ガチャガチャの中にはもちろん始祖鳥もあったそうで、ほかにも無料でもらいそびれてしまった似たような大人たちが始祖鳥ピンバッジ欲しさにガチャガチャに何度もトライしていたそうです。そんなにお金をかけるほど欲しいものでもないでしょと、クールな眼差しで見ていたそうですが、今考えると、そのくらいの価値があったかも・・・という代物なのだそうです。
ま、それはいいや。
展示物は主に大英帝国が1800年代までに収集、研究したもの。植物、動物、地学、文化人類学的なものが多いようです。恐竜や進化論などについての有名な学者とその収集物、論文手紙等もあります。
こちらは、恐らくスウェーデンの植物学者アルフォンス・リンネの植物標本。
ショチョさまが個人的に興味を持っていらしたのはイグアノドンの化石。
↓こちらがソレ・・・どこがどのようにイグアノドンなのかわからず、ただの庭園の石くらいにしか見えぬ。
それでも実際に目にしたショチョさまは
「ああ、なるほど、これが人類の恐竜の研究の始まりなんですね」
と感じたらしいので、やはり足を運んで実物を拝見するが一番ということです。
展示の中で一番人気は始祖鳥の化石。
どんなものかと思い、「写真を拝見できますか」と伺い、見せてもらった写真はこちら。
・・・なんもわからん(´σωσ`)
スゴイ人の波で近寄れず、撮影難度が高かったのだとか。
ということで、NHKのニュースで始祖鳥の化石を紹介されていましたので、こちらをご覧ください。→ニュースはこちら
大英博物館以外で展示されるのは世界初だったことや、NHKで開場の朝にこのように報道されたことで人気だったのかもしれませんね。
「帰りに通常展示コーナーに寄ったらなんと始祖鳥の化石のレプリカがあり、しかも触れるように展示。羽毛の化石の感触を確認し帰途。」
と社内に報告がありました&花研のブログに掲載するように指示あり。あの始祖鳥の写真でか?
いずれにしてもショチョさま本人にとっては、アカデミックで良いお誕生日になったようです。
アタクシも展示中に一度くらいは足を運んでみたいと思います。展示内容は昨日ご紹介した書籍にも通じるものがあるなと大変興味深く思っています。みなさまもよろしければ花見がてらお出かけください。