OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

力士の家紋

2017.01.26

第72代横綱に昇格した稀勢の里。19年ぶりの日本人横綱といいますから、いかに長い間日本人横綱が不在だったかということに驚かされます。

osumousan_kesyou_mawashi

さて、この力士にも十両まで行くと家紋入りの紋付を着用するようです。

では話題の稀勢の里の家紋を拝見すると、カタバミの花(・・・のように見えます)。

ka

カタバミは環境適応能力が高く、かわいらしい花に似合わず(?)大きな株を形成するあたりなど、まさに横綱稀勢の里らしい花とも捉えることができるでしょうか。市場では、「オキザリス」という名前で園芸品種が流通しています。

 

 

日本人力士はそれぞれ家紋があるからいいでしょう。では外国出身の力士は家紋をどうしていたのでしょうか・・・と素朴な疑問。

多くは親方の家紋を使うようです。

イケメン琴欧州(ブルガリア出身)は蔦、日馬富士(モンゴル出身)は茗荷の家紋です。

話題に事欠かなかった暴れん坊、朝青竜(モンゴル出身)は、・・・う~ん、わからん。

白鵬(モンゴル出身)は三つ鱗。

三つ鱗といえば、二度の元寇(モンゴル襲来)を打ち破った北条氏の紋ですが、マニアの間では強すぎて手が付けられなかった朝青竜に、北条氏の家紋を背負わせて、朝青龍に挑んだという都市伝説も流布しているようです。実際、朝青竜に勝ち越したのは白鵬のみ。

 

まあ、親方の家紋を受け継いだと言っているのですから、これは恐らく偶然でしょうね。しかし、相撲ファンとしてはそのようなストーリーを交えて強さの秘密を考察するのが面白いことでしょう。花業界でもこのような分析とストーリーが必要ですね。弊社の企業理念は「社会をカガクしお客様や生活者の幸せの実現に寄与する」。弊社としても偶然をカガクし、考察に努めたいと思います。

ちなみに、白鵬は、現在奥様の家紋を使っているそうです。

pagetop