花研コーヒーブレイク
FLOWER MAN 現る!
2016.11.28
本日11月28日、突如として表参道にFLOWER MANが出現いたしました!
しかもなんと3体も。
FLOWER MANとは花や葉、枝物などの植物を着込んだ人のこと。(詳細はこちら)
人の美しさを引き出すために装飾花を人に施すことはよくありますが、植物の美しさをアピールするために媒体となる人に装飾を施すケースはあまり見たことがありません。もうあまりにも花や葉を指し過ぎて、どのにお顔があるのか、前を向いているのか後ろを向いているのかさえ分からないほど。壁面緑化の前に立てば、壁面緑化から飛び出してきたかのようですね。
グリーンのフラワーマンは山形でハボタンなど花きを生産されるブフィエの寺嶋毅吏(てらしま・たかし)様。お花に包まれたフラワーマンは、寺嶋様のネットワークで集まった有志です。
装飾もここまでくるとまさにアート。かなり高いセンスと技術が必要とされていると思います。
フラワーマンと配布用の花を含めて仕入れた花材本数は1,000本以上!山形や仙台、表参道のフローリストさんたち3人がかりで仕込んだ傑作です。
表参道から原宿まで切り花やチューリップの球根を街の人に配りながら練り歩きました。
フラワーマン1体に使われた花材は何十品種にも上ります。フラワーマンといっても、実は3体のうち2体はうら若き女性。フラワーガールといってもいいかもしれません。フラワーガールはスキップしたりポーズ決めたりして、お顔ははっきり見えませんがとてもお茶目な感じ♪
主催のみなさまのご尽力の甲斐あって、街の人々の反響は大きく最初から最後まで多くの方の注目を浴びました。
恐がるかと思いきや、「なに?なに?」と喜んでフラワーマンに近づいてくれたり、一緒に写真を撮ったり、花を受け取ってくれたり。
表参道のKOBANの前を通っても、職質を受けることもなく無事通過。
表参道のAppleの従業員様も、エルメスの超高級バッグをお持ちになったお金持ちそうな方も、日頃花に興味を持っていらっしゃらないようなかたも、花でできた奇天烈な姿には興味を持ってくださいました。とりわけ、生花でできていることに驚いていらっしゃる方も。
↓もらったガーベラを口にくわえ、一緒に写真をとるAppleの陽気な従業員さま。
高級なエルメスのバッグを路面に置いてまでフラワーマンとポーズをとる濃厚キャラのお兄様。
「気持ち悪がられたくて・・・」始めたというフラワーマンですが、(主催者さまの意に反して)幸いにも?たいそう人気者となって、配布用の花は早い段階でなくなりました。有志達が「なにか皆さんに面白がっていただけるユニークなことやろう!」と考えていらっしゃるパフォーマンスです。
老若男女、はたまた国籍も問わず、身体にハンディキャップのある人もない人も、み~んなに人気のフラワーマン。
そして本日、フラワーマンの記事が日本農業新聞様にカラー写真付きで掲載されました!
フラワーマンの写真は明日も引き続きご紹介させていただきたいと思います。