花研コーヒーブレイク
なんでもハロウィン
2016.10.24
週末、いつもの食品スーパーに買い出しに行くと、エントランスにはリンゴの棚、その次に柿。
よく見るといずれもハロウィン使用になっていて、思わず顔がほころんでしまいました。
何でもハロウィンでいいですね。
まずはリンゴ。
本当にこのまま↓置いてあるので、思わず笑ってしまいます。
次に柿」ハロウィン。
本当の見て楽しむカボチャはこちら。
ちょっと地味・・・?商品は箱に埋もれてよく見えないな~^ ^;
ところで本日、ある限定の地域にハロウィンのカボチャの動向調査に行ってまいりました。
感想までですが、ハロウィンのカボチャはきわめて季節指数が高く、売れる時期が限られている商材でありながら、需要の幅が広く、まだその全貌を把握できていないような気がします。ある生花店様では、9月下旬に販売ピークを迎え、他の生花店様ではハロウィン前夜にピークを迎える。
3Lサイズより大きいものが欲しいという生花店様もあれば、大きいものは売りにくく、小さいもの限定で販売される生花店様もある。同じ地域で生花小売店をやっていらしてもこの差です。
通常の品目よりそのニーズの広がり、ばらつきが大きく、傾向として捉えづらいこと(お客様によって真逆のことをリクエストされます)、また、近年マーケットの成長が著しいハロウィンというイベントに伴う需要拡大で、“花き”業界にとっても新しい需要に対してどのあたりのカボチャが必要とされているのかキャッチアップできていないのかもしれません。“柿”業界は上記の通りうまくやっていらっしゃるようですが。
この辺りに一つ課題を感じました。いつ(when)、誰が(who)、何を(what)、何用に(why&where)、どのくらい(how many)カボチャを買っていか れるのか、できれば単価(how much)も確認しながら、お客様(生花店様)それぞれにご要望をお伺いする必要があるでしょう。
それらのご要望をよく整理して、需要と供給の乖離が大きくなりすぎないように気を付けたいところです。