花研コーヒーブレイク
永六輔氏 お別れ会
2016.08.31
昨日の毎日新聞のネットニュースより、8月30日永六輔さんのお別れ会が青山葬儀場で執り行われたと。
祭壇を拝見すると、バックには竹とドウダンツツジ、花は白を基調にトルコギキョウ、ダリア、リンドウ、アナベル、クルクマ等が使われていました。
ラジオのマイクを前の素敵な永さんの笑顔が温かい白の中でよく映えていらっしゃいます。白黒の遺影にもかかわらず、まるでいきいきとしたあの声が今にも聞こえてきそうなほどです。
目を引いたのは、お嬢様の永麻里さんの胸元。挿してあるのはグリーンのクルクマ。参列された小林亜星さんの胸元にも挿してありました。
体温をもろに受け胸元のコサージュは、外気温も高いこの時季、いくら保湿しても長時間とあれば水が下がってしまう心配を拭いきれません。しかし、暑さに強く、花序が苞でできているクルクマなら心配無用。イキイキと艶やかなな姿を保っていられます。クルクマはマレー半島原産の熱帯植物。生花店では夏でも冷蔵庫に入れる必要はありません。
さすがの選択と拝見しておりました。
花き市場には近年サイズも形も色もバリーションに富んだクルクマが流通しています。
みなさまもぜひご注目くださいませ。