花研コーヒーブレイク
新しい一歩
2016.08.03
8月3日(水)付け、日本農業新聞、総合社会面に「病院持ち込み 生花OK 感染リスクより安らぎ効果重視」の記事。
長野件の佐久総合病院では華道班というのがあり、1945年から受付に花を飾り続けているという例や、千葉県の亀田総合病院で青山フラワーマーケット様の誘致したという例が紹介されていました。何より大きな一歩と感じさせるのは、静岡市立静岡病院が、今まで禁止してた生花を、この春方針を変えてOKにしたということ。10年ぶりの方針転換だそうで、この3月に開催された花き業界と医療関係者のシンポジウムをきっかけに、再び花を飾ることを決断したと。
「病院に花があった頃を覚えている年配者には特に好評」と記事に紹介されています。
業界の関係者のみなさまが地道なご努力をされてきた結果が、ここに一つ大きく表れていますね。今後、ほかの病院や人々の心にも大きな波として波及していくことでしょう。ま、感染リスクより安らぎ効果を重視したわけではないでしょうが^ ^;、感染リスクをきちんとケアした上で、花の安らぎ効果を取り入れようということですね、きっと。