OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

視点を変える

2016.08.02

このテーマではこれまでも何度かこのコラムに書かせていただいたことがあったかもしれませんが、つい日常に埋もれ視点を変えることが置き去りにされてしまいます。自戒の念も込め、本日もしつこくこのテーマにて。

 

仕事帰り、大田市場の隣のプロロジスの前の歩道を歩いていると、富士山が見えました。

ココから富士山が見えたっけ?と10年以上も今の職場に勤務しながら、その場所から見えたことに驚いてしまいまいました。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、大田市場花き棟から流通センターに向けて歩き、環七に出る少し手前のところです。プロロジスの車両入口の辺り。

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雨上がりだったことや夕暮れの太陽の光の関係など条件が揃ったでしょうか。この夏場にくっきりと富士ラインが浮かび上がりました。

もしくは、今までうなだれて下ばかり見て歩いていたから、気付かなかったのでしょうか。あまり明るいうちには帰路に着かないということもあるでしょうが、それでも昼間外出の時は必ず通る道。

出入りする車両に注意したり、街路樹の健康具を見たり、プロロジスに出入りする人を見たり、比較的近眼的な視点で歩いていたような気がします。

 

話は変わりますが、昨日食堂での出来事。

身長184cm、体重65kg(自称「ボク、ガリガリなんですよ」)、顔のサイズは4寸鉢くらい、超スレンダーないまどきの草食系男性社員が、軽く3人分に匹敵するであろう大量カレーライスを鬼のように、しかし寡黙に短時間で平らげていました。

静かながら豪快な存在感に食堂に居合わせたスタッフは一同唖然。

傍観していた人たちから、「若い人はちがうねー」とか「そんなに一気に食べてよく太らないねー」などとコメントが寄せられましたが、某研究所(つまり弊所)の所長は、

 

「いや~、キミ、燃費悪いねー」ニヤニヤッ!

 

ですとな^ ^;

ま、言われてみれば、確かにそういう捉え方もあります(表面的な部分だけを捉えれば)。

あまのじゃく的コメントと言えばそうかもしれませんが、某研究所の所長はいつも敢えてマジョリティとは異なった意見を言います。

しかし、そういう視点が仕事には必要です。いつも同じ視点では富士山は見えません。

生活も仕事もいつもと違う視点を持つトレーニングを継続していきたいと思います。あらゆる角度から物事を見ることを考えれば、「みる」という動詞に該当する漢字がなぜ多いのか、得心がいくというものです。「見る」「観る」「視る」「診る」「看る」・・・

いつもと違う視点で歩けば、いつもと違う景色が見える。突然、視界に広がる富士山を見て思った夕方でした。

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