花研コーヒーブレイク
広島花きシンポジウムへ
2016.06.27
6月21日、広島花きイノベーション事業推進協議会主催で、花の効能を暮らしに活かす「花活シンポジウム」第3回が開催され、パネルディスカッションのパネラーとしてお邪魔させていただきました。(詳細告知はこちら)
開始前にテレビのインタビューを受ける花満の和田由里社長。
特別講演は、園芸界のドクター中松氏(もちろん良い意味で!)ともいうべき緑化装置の発明家、株式会社伊藤商事の伊藤隆巳社長です。
屋内緑化、壁面緑化などあらゆる緑化装置は伊藤様のアイディアなのだそうで、例えばフラワーオークションジャパンさんのセリ場前の壁面緑化の仕組みを考案されたのも伊藤様なのだとか。
懇親会の時にある女性がアタクシに、
「一緒に写真を撮ってください!」
とおっしゃるので、
「へ??」ナンデ!!!∑(゚ロ゚!(゚ペ?)???
と思ったら、
「伊藤社長と一緒に撮りたいから、あなたがシャッターを押しなさい!」
ということだったようで、ようやく状況が掴めました。このように伊藤社長はカリスマ性が高いようです。
さて、伊藤社長から最新の緑化技術の紹介があったところで、後半戦のパネルディスカッションを始める前に20分のインターバル。
この時間で、花活に使われる「いれかえ~る」の体験会。
どなたが作っても失敗なく、きれいに仕上がるのがいれかえ~るのいいところですね。
立体的に、且つ華やかに仕上がります。
後半戦のパネルディスカッション(メンバーはこちら)では、昨年の介護施設での花活事例の紹介に引き続き、今年は保育施設での事例をご紹介いただきました。
また、広島から東京に波及した花活の紹介や、東京で実施する上での課題を挙げて、既に実施されている方々からアドバイスをいただくなど、大変盛り上がりました。
進行役の広島県地域力創造アドバイザーの井上様はさすがのリードで、とても自然な形で流暢に進行され、全体として盛り上がりつつもうまくまとまり、パネラーとしてはとてもお話しやすかったように思います。
“花を暮らしに活かす”から「花活(はなかつ)」ですが、実は「花の“効能”を暮らしに活かす」というのがポイントです。花の効能に着目して、生活やリハビリなどの活動に取り入れていくのです。
例えば、花や緑の効能に着目した医学的効能は、国内外を問わず次々と発表されています。病室からグリーンが見える方が退院が早いとか、グリーンが多い街の方が犯罪率が低いとか、脳機能を改善するとか、グリーンが多い地区に住む人の方が死亡リスク(調査は呼吸器系の病気とガン)が低いなど。
今後は、医学的効能を証明するばかりではなく、国の医療費は逼迫し続けていますから、実際にそれらを生活に取り入れていくという機運が高まっていくと思います。
今はその黎明期なのではないかと思うのです。広島発で、日本全国、あるいは将来は海外でも花活が取り入れられ、人々が幸せになるツールとして広く使われることを期待しています。
シンポジウム後は、いれかえ~るの大抽選会。花研ブロガー2号は、最前列で自分の番号を握りしめ、当選を必死に祈っていましたが、残念ながら当選は見送りです。番号くじは汗でしわしわになりました^ ^;ハズレくじ95番!
あ、そういえば、どういう経緯か、テレビ東京さまが取材にいらしていました。
7月25日(月)テレビ東京の「主治医が見つかる診療所」でチョロッと映るカモ(!)しれないと。地域にお住まいの方は、チャンネルを合わせてみてくださいませ♪
【おわりに】
ここからはおまけです。
シンポジウム後にも大きな収穫がありました!
収穫はこちら・・・↓
広島ビーーーーールッ\(^o^*)/!
その名も「広島づくり」ですが、岡山工場で作っているのだそうです。
いやまあ、それにしてもおいしいことなんのって!
「広島らしい、ストレートなうまさへのこだわり」が伝わってきます。琥珀色の広島づくりは、コクとうまみが違います。
実はアタクシ花研ブロガー2号、ここで告白しますと、好んでビールを飲みません。
しかし、この広島づくりはかなりおいしくて、一気に乾杯いたしましたよ。(安心してください。アタクシは20歳を超えています)
業務報告の一環として「広島づくり」の写真を上席に報告いたしましたら(地域の上物を調査するのは重要な業務の一つですから)、
「あー、それは毒かもしれない。東京で検品するから1-2本持ち帰るように」
と業務命令が出ました。
慌てて帰りに空港で探してみましたが、販売しておらず(市中のコンビニにはあったのだろうか)、やむを得ずブロガー2号の胃袋にすべて納めて帰るのみになりました。どーもすみません。
ま、それが毒見のようなものです。
今のところ、心身ともに健康なので、・・・・つまり毒だということですね。毒を以て毒を制す。