花研コーヒーブレイク
下里分校の桜Ⅱ ~春のシンヤワールドへようこそ!その③~
2016.04.16
桜の花が咲き誇り、春真っ盛りの下里分校。
前回の桜に続き、今回は学校の周りに咲いていた春の草花をご紹介します。
学校のとなりには畑が広がっています。畑の中のドラム缶や焼却炉も田舎っぽい雰囲気です。
さっそく足元に青い花が咲いています。
オオイヌノフグリです。
◆オオイヌノフグリ オオバコ科 花言葉 「神聖」「忠実」
最近は青い絨毯として園芸植物のネモフィラが人気ですが、オオイヌノフグリは青い絨毯系の草花の元祖ともいえるでしょう。
とても小さくて可愛らしい花ですが、空き地や公園等比較的多くの場所で見ることができます。
オオイヌノフグリと一緒に白い花もたくさん咲いています。
オオイヌノフグリと並んで春の草花の定番、ナズナです。
◆ナズナ アブラナ科 花言葉 「あなたに私のすべてを捧げます」
「ぺんぺん草」の別名をもつ非常に可愛らしい植物で、春の七草としても知られています。
「なずな」という名前、独特な花言葉、そして花の下に連なるハート型の種子鞘等、全体的に少女のような雰囲気の植物です。
この時期、桜と並び綺麗に咲き誇る花がナノハナです。
学校の周りもナノハナでいっぱいです。
◆ナノハナ(アブラナ) アブラナ科 花言葉 「小さな幸せ」「元気いっぱい」
桜と並び春を代表する花の一つです。
近年は河原や土手に群生し、目の覚めるような黄色が毎年話題になります。
場所によっては桜のピンクとナノハナの黄色が見せるコラボレーションも素敵です。
強い香りをもっており、風に乗って漂ってくるナノハナの香りが春を告げてくれます。
学校前の土手にニョキッと伸びる草が!
ギシギシという植物です。
◆ギシギシ タデ科 花言葉 「忍耐」「抜け目ない」
河川敷や農道脇でよく見ることができる大きな葉っぱが特徴の雑草です。
花穂の種子が風に揺れたり、大きな葉っぱと茎が擦れあったときの音が名前の由来といわれていますが、詳しいことはよく分かりません。
このギシギシという植物は比較的早い時期に枯れてしまうことが多いようで、河川敷で青々と成長する雑草の中で茶色く枯れ果てたギシギシをよく目にしますが、風に揺れると確かにギシギシという音がします。
林の中に紫色の花が!
ダイコンの花でしょうか?
◆オオアラセイトウ アブラナ科 花言葉 「知恵の泉」
古くから「ダイコンの花」「ハナダイコン」とも呼ばれるアブラナ科の植物で、どちらかというとストックに近い植物です。
田舎に行くと農家の裏手や農道脇で良く見かけます。
このほかにも「ホトケノザ」や「ヒメオドリコソウ」、「タツナミソウ」等たくさんの花々が下里分校の周りを彩っており、明るい気持ちになりました。
「ここは世界一優しいおかえりが待ってる場所 さりげない日常ふわりと抱きしめてくれるよ」
「ここは世界一暖かい春が訪れる場所 ほら花の声が聞こえてる」
(アニメ「のんのんびより りぴーと」エンディングテーマ「おかえり」より)
みなさまも良い週末をお過ごしください。