花研コーヒーブレイク
緊急速報☆紀香さまの花
2016.04.01
先週の片岡愛之助さまと藤原紀香さまの結婚会見、お似合いのお二人でしたね。
花研ブロガー2号は、翌日のランチタイムにテレビのワイドショーで観たくらいですが、職業病でどうしても花に目が行ってしまいます。どのような花が使われていたかメモまでに記しておきましょう。
まず、高砂の花はお着物の柄と合わせた白のオリエンタルユリ。恐らくはシベリアでしょう。カサブランカの可能性も捨てきれませんが。白いオリエンタルユリはたくさん種類がありますので、テレビからだけでは判断がつきません。
加えて白いカトレア。芯がほんのり黄色い花。なるほど、これは意外でした。
そのほか、グリーンがビバーナム・スノーボール。
スズランも使われています。スズランは「純粋」の象徴として西欧ではウェディングブーケによく使われます。英国のキャサリン妃のウェディングブーケにもメインで使われていました。とりわけフランスでは、スズランは「幸福の再来」として5月1日をスズランの日として春の到来を祝います。
そのほかの大輪系の白い花がはっきりしないのですが、まず使っているのがバラやラナンキュラス。
そのほかトルコギキョウのようなシャクヤクのような花もあるように見えますが、画像がはっきりせずわかりません。ネリネらしき花もところどころに見えます。
葉物はレザーファンやレモンリーフなどでしょうか。利休草のようなものもあるような、ないような・・・自信ナシですが。
御髪(おぐし)に付けているのはダイアモンドリリーに見えます。
生花だとしたらですが、通常なら今の時期は国産はないはずなので、ニュージーランド産でしょうか。
お着物の柄はオリエンタルユリばかりがメインとして取り上げられていますが、右肩に描かれているのは恐らくダイアモンドリリーではないかと思われます。この花に合わせて御髪の花を選んだのかもしれません。
ダイヤモンドリリーはユリの“はとこ”のような花ですが、ダイアモンドのように花弁がキラキラ輝くのでこのように呼ばれます。
お着物の柄を考えると、御髪用にはオリエンタルユリでもよかったのかもしれませんが、ダイアモンドリリーが選ばれたのは、沢尻エリカさまのケースと重なってしまうということも考慮してのことでしょうか。
これら花もその場を引き立て大変すばらしく思いましたし、また花やダイアモンドに負けない輝きを放った紀香さまの笑顔が何より素敵でした。今までのキリリとした強さを捨てて安住の場を見出したかのような幸せに浸った、うっとりした優しい表情が印象的でした。