花研コーヒーブレイク
COVA
2016.03.01
2月27日(土)、花卉懇談会フォーラム(主催:花卉懇談会事務局、於:東京農業大学世田谷キャンパス)が開催されました。
宮崎県総合農業試験場花き部特別研究員の中村先生(大先生です。よろしければ産地うんちく探検隊をご参照ください。ここをクリック!)のスイートピー開発への飽くなき探求心とプロモーションの情熱は、元来の知性に加え、中村先生を国内のスイートピー第一人者に押し上げた源にもなっていたことを痛感いたしました。また、講演の中では花研のこともご紹介いただいてしまいましたm(_ _)m
ラナンキュラスについては、『農耕と園芸』(誠文堂新光社)最新号にも掲載されている通り、新しい増殖方法を開発された旨を発表されました。この方法が実践に導入されれば、今後、ラナンキュラスの量産化と種苗の低コスト化が実現しますし、消費者ニーズに見合った更なる進展が見込まれ、明るい未来を感じました。
さて、花卉懇談会以外にはまず行くことのない小田急線の経堂(きょうどう)駅ですが、花卉懇談会のお陰で年に1-2回ほど足を運ぶようになりました。ちょうど経堂駅から農大までの農大通り商店街に、友人が(と言っていいのか、少し厚かましいかもしれませんが)某大手生花店を円満退社し、独立して生花店を開業いたしました。
その名もCOVA(コヴァ)。
小林さんという方がやっていらっしゃるのでCOVA。コヴァヤシさんということですね(*^^)
外装と店内の床と壁面は大工をされているお兄様が施工され、こちらの看板のロゴは前職の会社の先輩が考えてくれたのだとか。店内のおしゃれな小物も、海外旅行がお好きなコヴァヤシさんが、ヨーロッパなどに出かけたときに見つけては、ちょこちょこと集めていらしたものなんですって。
長い間培われた生花店のノウハウをもって、全ておひとりで頑張っていらっしゃいます。
春の花束も素敵です。優しいアンティークカラーのサクラソウもおしゃれなお店に良く合っていますし、少し珍しい色目で欲しくなってしまいます。
開店して3日目、初めての週末で、近所のみなさまがひっきりなしにいらしていました。
近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら、是非お出かけくださいませ。