花研コーヒーブレイク
2011年全国植樹祭にナギ!
2010.08.27
2011年に全国植樹祭は、なんと和歌山県で開催されます!
全国植樹祭とは、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民理解を深めるために、毎年春に天皇皇后両陛下がご臨席のもとに行われる国土緑化運動のことです。昭和25年に山梨県で開催されたのを第1回とし、以降各県を巡りながら毎年開催されています。
そしてついに、来年の2011年の植樹祭はなんと和歌山で開催されるのです~!(2回目!)
植樹祭×和歌山県・・・?よもやッ??
そう、その「よもや」なのです。
和歌山といえば、花研プロデュースでスピリチュアルプランツ“ナギ”が大田花き出荷されていますが、このナギも式典で天皇皇后両陛下がお手植え、お手撒きをされる樹に選ばれたのです(≧∇≦) すヴぁらすぃ~!!さすがナギ様!
天皇皇后両陛下のお手植えは、「森」の字をかたどりそれぞれ3本の植樹となりますが、ナギは天皇陛下による植樹となるようです。
そのほかに天皇陛下はヒノキとウバメガシ(紀州備長炭の原木)を、また皇后陛下はイチイガシとタブノキ(線香の原料となり、高野山の線香工場で使われている)、ヤマザクラ(熊野のヤマザクラは特にピンクが濃く鮮やかなのだとか)を植樹する予定です。
一方、お手撒き(種を撒かれる)は、天皇陛下がコウヤマキとオガタマノキ(「招霊木」;天照大神が天岩戸に隠れたときに天鈿女命(アメノウズメノミコト)がこの木の枝を手に踊ったとされている)、皇后陛下がクマノミズキ(熊野水木)とトガサワラ(紀伊半島と四国の一部にのみ自生する稀少種)の2種ずつとなります。
なんとここでコウヤマキ。世界三大美木の一つとされ、悠仁親王殿下の御印にもなっている木です。高野山にたくさん植林されており、コウヤマキ1本を仏様に手向けるとそのほかの切り花60品種程を手向けたことと同じ意味になるとして、関西では仏花用によく使われています。
関東では殆ど流通していませんでしたが、これも私どもでプロデュースして和歌山県の龍神村からコウヤマキが定期的に出荷されています。そのコウヤマキがお手撒きの樹種に選ばれるとは、“その樹をちょっと知っている”だけなのですが、なんだか嬉しくなりますね。
ちなみにナギは、和歌山県海南市にある藤白神社が熊野古道の旅人の安全を祈り、ナギの木に鈴を付けて送ったと言われそうです。その故事が全国の「鈴木」さんの姓となったそうです。トリビア!
全国植樹祭は天皇皇后両陛下をお迎えしての一大イベントです。
私どものビジネスパートナーである和歌山県によるこのイベントの成功を、心よりお祈り申し上げます。