OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

happy valentine!

2016.02.12

フラワーバレンタインが年々盛り上がってきています。

フラワーバレンタインを推進する花の国日本協議会が実施したアンケートによると、男性の花贈りに対する意識は「恥ずかしい」に代わり「楽しい」「わくわくする」が増え、ポジティブに変化。一方、花を受け取る女性の意識も「うれしい」だけでなく、「相手を好きになる・見直すという贈り手 に対するポジティブな感情を抱く人が多いことがわかりました(20代女性)。(アンケートの結果はこちら)

 

先日いらしたお客様(花の生産者様)に「「どうしてホワイトデーではなくバレンタインデーを盛り上げるのか」と聞かれました。

ひとつは世界標準に合わせた物日を作っていくという意図によります。ご存知の通り、チョコレートを女性から男性にプレゼントするのは日本のガラパゴス文化。個人的にはとても気に入っていますし、これだけ国民に定着し、また成熟、文化として変化を遂げているのも理解できます。(今年も多目的に大量チョコ買いしました)

 

ところが、世界標準ではバレンタインには男性から女性に花を贈ります。そこで、日本でもそれに倣って花の新しい物日を作り、花を購入するきっかけをつくていこうとするものです。米国やヨーロッパの生花店では年間最大の需要日はバレンタインデーであると聞きます。米国の生花店で働いた経験のある方に伺うと、バレンタインの時には大忙しで、店内は男性で溢れかえるのだとか。

クリスマスでもハロウィンでも西洋文化を取り入れ独自の文化にしてしまう日本人ですから、きっとフラワーバレンタインも今のチョコレート贈りとうまく共存しながら発展していくものと思います。

 

そのほかの理由として、そもそものマーケットがホワイトデーよりもバレンタインの方が大きいこともあるでしょう。

また、3月は彼岸や年度末需要など年間でも最大級の需要期を迎えます。その時に新しく物日を興すよりは、比較的マーケットが静かな1-2月の起爆剤となるべくバレンタインを盛り上げた方が生産者さんや流通・販売、全ての人にとってもいいのです。それだけに、多くの人の賛同・協力を得ることができます。

また、バレンタインデーが盛り上がれば、必然的にホワイトデーも盛り上がります。ホワイトデーは日本だけの文化ですから、やはりバレンタインデーを盛り上げていったほうがポテンシャルが高いと言えるでしょう。

 

花の国日本協議会が実施したアンケートから読み取れば、花贈りのバレンタインは「ふられないバレンタイン」になってきたということでしょうか。略して「フラバレ」。

みなさまにとって良い週末でありますように!Have a nice weekend & happy valentine!

pagetop