花研コーヒーブレイク
大田市場中央通路は花盛り!
2016.01.28
今週、大田市場はあちこちの生産地・出荷者様が展示をされて、いつになく華やかな週を迎えています。
同時にこれほど多くの方が展示されているのも珍しいかもしれませんね。
まずは輸入商社のクラシック様。エチオピアのバラをご紹介されています。
そのすぐ隣に、世界最大級のキクの育種会社デリフロール様の品種紹介コーナー。
その隣にJA紀州中央様のスターチスとカスミソウ。
そして壁面に沿ってJA静岡市様のフェアリーケールというハボタンの紹介。
愛媛県JA周桑(しゅうそう)様のデルフィニウム、ストック、及びヒマワリ。
みなさま、ヒマワリは夏だけの花だと思っていらっしゃいませんか?人気のヒマワリは周年流通しているのです。周桑様のヒマワリは上向きで、作りもしっかりしています。写真はビンセントオレンジ。
皆様ちょっとしたスペースを有効活用してPRされていますね。
中央は高知県ウィーク。高知県のあらゆるJAや生産者様が集まり合同で展示しています。
石田洋蘭様のシンビジウム。
JA土佐あき花き部芸西(げいせい)支所様と笹岡花卉農園様のオキシペタルム。
白のマーブルホワイト。
白八重のマーブルハピネス。
オキシペタルムは青ばかりでなく白もピンクもあります。オキシペタルムのかつての代表選手をブルースターを呼ぶことから、青色品種をまとめてブルースターと言うことがありますが、ホワイトスターやピンクスターという花はありません。大丈夫かと思いますが、念のため^^
そのほかにもユリ、トルコギキョウ、ダリア、グロリオサ、アルストロメリアなど。
中でもとりわけ目を引いたのはグロリオサのこちらの品種。
その名も「テマリ」。花弁が太く丸みを帯びていて、手毬のような花型を作ります。ネーミングもうまいですね。一度見たら覚えてしまいます。
通常の花弁はこのくらいの細さですから、品種の特徴は一目瞭然。
可愛い女児の頬を思わせるピンク色もいいですね。一目で気に入ってしまいました。桃のようにおいしそうです!
もう一つは土佐れいほく農協様のオリエンタルユリ「ミミテール」。
八重のオリエンタルユリノーブルの変種で、タテ咲き(?笑)というのでしょうか、個性的でイイですね。
こちらはノーブル。
ショーケース①は新潟県のチューリップ。1月31日愛妻の日はチューリップを贈りましょうと。
ショーケース②はJA愛知みなみ様のキク。
可愛かったのはコチラのバウチスタダーク。花弁が筒状になっています。
最後にセリ室入口前。受験生への応援花(おうえんか)で「落ちない花」マーガレット。
マーガレットは枯れるときに「ガクが落ちない」ため「学が落ちない」「受験に落ちない」ということで受験生のための縁起花といわれています。
受験生、ガンバレ!