OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

2015年 仕事納め

2015.12.29

フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAを受賞された品種は、結局撤収の日までどれも元気に咲き続けました。驚異的です。

まだ処分するには忍びないくらいきれいに咲いていて観賞価値も保っていたので、花研の事務所内に生け直そうと思っていたのですが、通りがかりの買参人さんたちが、

「それ、どーすんの?大丈夫だったらもらっていきたいんだけど」

「もらって行ってもいいですか?」

などと話しかけてくださり、結局花研に持ち帰る分なく、全て引き取られていきました。中には都内のトップフローリストでお仕事をされる方も。

バラのスプラッシュセンセーションは市場に到着してからそろそろ1か月が経過しますし、表彰式は12月4日でしたから、いずれも1か月近く咲き続けていたことになります。

時間の経過を感じさせず、最後まできれいに咲いていて花を見るにつけ、表彰式でお会いした生産者さまお一人おひとりのお顔が目に浮かび、ただただ脱帽の境地です。

 

 

さて、そんなふうにして2015年最後の営業日である12月29日も幕を閉じようとしています。

セリの分荷場を見渡せば、台車も荷物も全てきれいに片付き、年末の静けさが訪れています。

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この分荷場も年に数回、定期的に大掃除を施します。フロアをきれいにし、罫線を正しく引き直して、初市を迎える準備です。

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アタクシ自身も、この分荷場のフロアのようにきれいに心を掃除して、もう一度罫線を引き直すかの如く襟を正して新年を迎えたいと思います。

 

まだまだ発展途上の大田花き花の生活研究所ではございますが、本年も皆様にご愛顧賜りました旨、心より御礼申し上げます。

2016年はさらに広く皆様のお役に立てるよう、業界の内外を研究し、融合や協業の可能性を探りながら提案と実践を積み重ねて参りたいと思います。以前もご紹介したことがございましたが弊社の理念は、

「社会をカガクし、カガクで豊かな社会文化の創造に寄与します」

ここで「カガク」とは

・ビジネスへの“科学”的なアプローチを行うこと

・“化学”反応を起こす新しい組み合わせの創造

・“花楽(かがく)”=花のある楽しい生活の提案

を指します。

至らぬ点も多々ございますが、化学反応を起こすべく 来年も鋭意邁進してまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

株式会社 大田花き花の生活研究所

PG

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