花研コーヒーブレイク
あ、焦げ臭い?
2015.10.27
夕ご飯に魚を焼く。
グリルに火を点けた瞬間、キッチンがにわかに焦げ臭いことに気づく。食べ物が焦げた臭いとは微妙に違うような気がする。紙かポリエステルか何かが燃えるような臭いである。何か一緒に火を点けてしまったか。点火していたもうひとつガスコンロも合わせて、覗き込んであらゆる角度から点検してみる。
グリルの中で火が跳ねているわけでもなさそう。炎の色も青く、すこぶる正常。なぜ焦げ臭いのだろう。
わかった。
この臭いは戸外からきている。
気づけば外がサイレンで騒がしい。窓を開け鼻を外に突き出すと室内以上に焦げ臭い。火事だ。
どこで起きているのか現場は見えないが、どこか風上で起きているのだろう。しかもそれほど遠くないと思われる。
2週間くらい前に、極至近の中華料理屋さんからモクモクと黒い煙が出て火事が発生したばかりなのに、またか。
そういえば夕ご飯を準備する直前、帰路に出会った浜松町の彼は、ハロウィン前にハロウィンの洋装を脱ぎ去り、純日本風消防団のカッコしていた。
10月は火事が多いのだろうか。
・・・と思ったら、火災発生件数が最も少ないのが10月だった(2013年)。
全体としては少なくても、暖房器具を使い始めるこの時期に民家でボヤが増えるのかもしれない。
私たちも気をつけねばの。
ちなみに、室内に観葉植物や生花を飾ることで湿度を保つことができます。この冬の乾燥防止対策に是非お試しください。