花研コーヒーブレイク
10月1日 コーヒーの日
2015.10.01
9月は疾走感がありました。あっという間に駆け抜けた感じです。
今日から早くも本年度の下半期。そんな10月1日はコーヒーの日。
世界の取引におけるコーヒー年度の始まりは10月1日と国際協定で定められているのだそうです。また、日本では秋冬期でコーヒーの需要が高くなり始めることもありから、1983年に全日本コーヒー協会によって、10月1日はコーヒーの日と決められたようです。
コーヒーの日でなくても花研ブロガー2号の1日は1杯のコーヒーで始まります。夏でも冬でも熱いエスプレッソがアタクシのおめざです。
コーヒーの日、今日の花「コーヒーの木」。そんな朝に思う。
「コーヒーの木は品種改良が行われているのだろうか」
ちょっとググった情報に過ぎませんが、コーヒーの品種改良は行われているようではありますが、味を重視したものよりも、生産性向上を目的とした改良がほとんどのようです。病害虫の対策や実付きの良さなどでしょう。
コーヒーを生産している主な国々がまだ発展途上であり、収穫量は彼らの生活の質に直結し、場合によっては死活問題になるから。そういわれてみれば、目的は生産性が最優先というの理解できます。
もしかすると、コーヒー生産各国が一定の発展を遂げたころには、劇的に味がおいしくなっているか、もしくはコーヒー豆の価格が高騰しているか。(生産国での消費が伸びたり、そのほかの新興国などでの需要が高まったりしてね)
また、逆にコーヒーが味を最優先に品種改良がされた時には、世界の中でなにか構造に変化が起きたと思ってもいいかもしれません。
はたまた、小欄で9月1日に言及したネスレさんのような企業の主導で、コーヒーの生産に取り組まれるところが増えれば、数量も質も上がり私たちのコーヒーはいつまでも安泰でしょうか・・・?
コーヒーは中毒性がないと聞きますが、好きな人は取りつかれたようにコーヒーにはまります。奥が深いというか、コーヒーとは考えれば考えるほど不思議な飲み物です。そもそも、世界で最初に赤い実の中の種子を炒って、挽いて、お湯を落として飲もうと考えた人がスゴイなと。
人々の心と舌を捉え、先進国でも新興国でも需要が高まっているコーヒーは、これからも産業としての成長街道を歩まれるかもしれません。