OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ハナセン 締め切りました ~所長ハナセン傑作集~

2015.07.10

昨日7月9日をもってハナセンの応募を締め切らせていただきました。

今年もたくさんのご応募、誠にありがとうございました。最後は昨日の23時30分まで駆け込みでご投句いただき、ハナセンへのちょっとしたフィーバーを感じることができました。勘違いかもしれませんがそれでも構いません(笑)

「たかがハナセン、されどハナセン」といったところでしょうか。手前味噌ですみません。

多くの皆様にハナセンをご応募いただきました旨、心より御礼申し上げます。

ただいま、アタクシの手を離れ、多数決にて投票中です。

 

集票までの間に、弊所所長の今年の傑作集を皆様にご覧いただくことにしましょう。

所長からの今年の投句は45句。昨年は52句だったので、

「昨年より数では13%減ですが、よろしいですか」

と確認いたしましたところ、

「今年はかなり厳選したってことさ。数だけでいけばもっと書いているんですよ。

だけど厳選して提出したんだ。数よりもクオリティ。パフォーマンスは昨年よりも上がっているはずだよ」

・・・と。

「そうですね、英語でも投句されて、だいぶエネルギーを使われましたものね。

クオリティで勝負ということで、今年所長からは45句にて承りました」

ということで、そのクオリティに期待して、弊所所長Kより投句のあったハナセンの一部をここでご紹介いたしましょう。

つまり、ここで紹介するということは、その句の当選はまずないということですが。

 

今回は、いくつかのカテゴリーに分けてご紹介したいと思います。

 

<超ブラック編>

●賄賂にも そっと添えます 花束を   byFIFAさん

→個人的にはウケますが、立場上掲載困難。

●ハンギング 花はいいけど 人はダメ

→ハンギングバスケットやアマランサスのハンギングなど、花のハンギングスタイルは素敵だけど、・・・という話。もうほんとブラック。

●棺桶も 仏壇も キクも 中国産

→ま、実際そうなんですがね。

●神棚も サカキも 経済も 中国頼み

→こちらも、否めません。

 

まあね、時事ネタなのはGOODなのですが、ブラックなんですよ。

ここまでブラックでは、明るく楽しい花の生活を提案するツールである花研手帳には載せられませんて。

こりゃ、当選を狙っていませんね、全然。

 

 

<“所長らしいダジャレで勝負” 編>

●黙々と 花を束ねる スモークツリー  by 生産SHOW!

●コチョウラン 2ハイ(=2鉢)あったら コチョコチョラン

●飲み過ぎて ユラユラ揺れて ユリユリだ  by ユリで止めよう

●ウィルスと ストレスフリーな キクと俺    by 野天気

 

シュールやなー(*_*;

もうこの辺になると、何を言いたいのかよくわからん。ダジャレを言いたいだけなんですよ、詰まるところ。キライじゃありませんがね。

しかし、「コチョコチョラン」に何の意味があるのか?

「モクモク」「ユリユリ」「ユラユラ」など、今年は所長だけオノマトペブームだったか。

 

 

<作文編 そして意味不明>

●百日草ですが 開花は90日

→「百日草」ですが、種をまいてから開花まで90日なんだよ、ということが言いたかったみたいです。

まさに作文。ワンセンテンス。実際、百日草100日開花しているから百日草というのですが、1輪が100日ではなく、百日草(全体)の開花シーズンが100日ということのようです。

●チーママの 誕生日で季節の うつろいを知る  by スナック太朗

●仏壇で 季節の変わり目 知りました   by 供花

●退職し 何より覚えし 花の名前  by いや~、変わった花ですねー。あ、リンドウっていうんですか?へー、よくあるんだ。そうですか、そうですか。

●君 アップルウォッチ?  俺 トケイソウ   byフローリスト・クロス

→最新デジタルモデルのアップルウォッチに対し、究極のアナログ時計トケイソウで対抗しているということが言いたいらしい。ま、トケイソウでは時刻を知ることはできないのですがね。

●花屋さん 美人よろしく チラ見する オジサン   byなかなか入れない人たち

→自分だけの世界。

●アサガオは 毎日枯れる 動的平衡  by 福岡さん(にせもの)

→福岡伸一氏による名著「動的平衡」がマイブームだったようで、これで一句詠いたかったらしい。

(にせもの)とか、芸が細かい。

 

<佳作集>

●暑い夏 株価とヒマワリ 伸び放題

 

残念。ハナセンにご応募くださる皆様はかなりレベルが高いので、これでは土俵に乗れません。

ま、そういうアタクシは創造力ゼロで、ハナセンを楽しんで作ることすらできないのですが。

数の勝負にしても質の勝負にしても、ひとまず自分なりにハナセンを楽しむ所長には脱帽です。

 

ちなみに、昨年の所長の傑作集はこちら。

どれどれ、進歩はあったかな?

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