OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

今年のジバンシィはカスミソウッ!!

2015.05.06

2014年12月に発表となったフラワー・オブ・ザ・イヤーOTAの最優秀賞はカスミソウでした。フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAは今後の花の流行を占う鏡として位置付けています。

この賞の選考は、20万にも及ぶ母数(生産者さん数×品種数)からの第一段階でデータによる抽出、第2段階で大田花きの営業員による絞り込み、及び最終段階20名ほどの審査員による多数決で、私たち運営側の恣意を反映させる余地は全くありません。

 

それでも尚、この賞はよく流行の潮流を反映しているなと(手前味噌ながら)驚いたことがあります。

最近ネットや結婚式、生花店さんでもカスミソウが多用されているシーンを良く拝見しますが、先日ジバンシィが発表した2015春夏コレクションを拝見したときのこと。なんと、カスミソウをモチーフとしたデザインが発表されているのです。カスミソウのプリント柄をベタに使った商品は、男性もののコートやジャケットやバッグ、 シューズ、サンダル、ハーフパンツ、財布など多岐にわたります。一面に咲いたカスミソウの写真をそのままテキスタイルに落とし込み、商品を作りました的なデザインにはさすがに驚かされました。もちろん販売中です。

他のどの花でもなく、カスミソウが使われている点には、やはりトップデザイナー的にカスミソウが注目筋であることを考えずにはいられません。

ジバンシィがカスミソウで表現したかったのは「力強さと繊細」だそう。カスミソウって、ほんと潜在能力高いなと思う今日この頃。カスミソウの存在は、もはや“霞みそう”ではないなと日々実感します。花のデザインにおいても、これから驚くような使われ方を目にすることがあるかもしれませんね。

ジバンシィのカスミソウを使ったデザインにご興味のある方はコチラをクリックしてください。

(↑ぜひご覧ください。結構インパクト大ですよ)

 

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【花研ブロガー2号のつぶやき】(「つぼやき」じゃなくて)

「あー、マドリードオープン(テニス)が始まってしまった~ぁ。

錦織選手の活躍を拝見できるのでとてもうれしいのですが、ヨーロッパの大会は時差の関係でおよそ日本時間の真夜中に中継がスタートするのです・・・。

これからは暫く中継を見ずに我慢するか、寝不足と戦うか、その中庸でベストミックスをとるか(笑)これがまた結構なジレンマなのです。

ま、仕事に支障のないよう、きちんと睡眠管理をしながら応援したいと思います」

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