花研コーヒーブレイク
ここほれわんわん内「花研カレンダー」新企画のご紹介!
2015.02.05
花情報提供サービス「ここほれわんわん」内、「花研カレンダー」の内容を2015年4月分より新企画といたしました。(公開済み)
3枚構成となり、1枚目は今までと同様の物日カレンダー形式です。
新企画は2枚目と3枚目。2枚目に旬の切り花、3枚目に旬の鉢物を各1品目ずつ取り上げます。
4月は切り花でバラ、鉢物でベゴニア類についてご紹介しています。基本的な構成は次の通り。
(↓2枚目サンプル:バラ)
ではどのような情報が掲載されているか見ていきましょう。
①品目と品種別のバブルチャート(2002年-2012年の10年間大田花き)
大きいバブルは品目(バラ)、小さいバブルは品種を示します。過去10年間の取引において、どのように推移してきたかがわかります。
バブルの大きさは取引量を意味し、大きいほど取引量が多いことになります。
縦軸は単価(上に行くほど高い)、横軸は取引本数(右に行くほど多い)を示しています。
右上にあれば、数量も単価も過去10年間で伸びている、左下にあればその逆で数量も単価も下落傾向にあります。
バラの場合は、品目としては左上にありますが、品種はその他の枠にばらけています。品目としては数量が減少しつつも単価は維持されていることがわかります。しかし、品種数が多く、トップ20以外の多くの品種によってその傾向が作られていることがわかります。つまり、バラは少量多品種によって単価が取れている品目であるということが見て取れます。
②品種ランキング(2013年度の大田花き)
その品目の中でどの品種の取引量が多いかをランキングしました。
単価も併載しましたので、売れ筋チェックなどの参考にしてください。
③品種別の年間月別出荷量(2013年度の大田花き)
色が濃い方が出荷量が多いことを示してします。その品目の上位20品種を取り上げました。
生産関係の方にとっても、卸・小売り関係の方にとっても便利な情報になると思います。
④その他の情報、コラムなど
この欄には、その品目によって切り口を変え、コラムや情報を記載してまいります。
例えば、4月のバラであれば国産と輸入の比率について触れ、2013年から輸入がいくらか減少傾向である理由について分析しています。
国内の花き生産が減少傾向の一途にある中、今後の生産を生産者様自ら検討されるに当たり、何か考える材料を少しでもご提供できるようにと思い企画いたしました。品目全体、及び品種別の詳細に加え、短期と長期で俯瞰できるデータとなっています。もちろん、仲卸様や生花店の皆様にも参考にしていただけるものと思います。
もちろん、わんわん会員様だけの特別企画です。是非会員の皆様には、便利にご利用いただければ幸いです。