花研コーヒーブレイク
期待値の高い物日ランキング
2015.01.20
いよいよ新年度を迎えます。
本年度、伸び代の多い物日イベントについて、
新年には日本農業新聞の記事にも「期待値の高い物日ランキング」として
そうですか~、1位母の日、期待値36ポイント、2位正月32ポイント、3位春の彼岸28ポイントで、上位3つはいずれも昨年から変動なし。不動の3つです。3位タイに昨年5位から秋の彼岸がランクインしていますが、皆様にとってはほぼ想定通りでしょう。
この、期待値の高い物日ランキングというのは、回答者のみなさまがマーケットサイズからポイントを付けるでしょうから、毎年それほど順位が入れ替わるものではないでしょう。だから想定通りなのです。例えば母の日のマーケットサイズが多少小さくなったとしても、花きのマーケットサイズからいけばまず1位になることは間違いありません。
しかし、花研として目を付けているのは、マーケット「サイズ」としての期待値ではなく、「成長筋」としての期待値です。
今後マーケットとして伸び筋であるかどうか。それを考えるには、花の業界でどうかではなく、そのイベントとしての成長や認知拡大がどうか
2014年、一大イベントとして経済効果をもたらし、もはや無視できなくなったのはやはりハロウィンでしょう。
昨年、ハロウィン明けの11月1日(土)の早朝、所要である山手線の駅の改札口に行きましたら、目の周りに青あざを作った若い女性が、その場所を隠しもしないで疲れ果てたように改札から出てきました。
「え?大丈夫か?救急車よぼうか??」
なんて一人で思っていましたら、そんな人がぞろぞろとたくさん出てきました。
渋谷方面からの電車が到着したところで、皆さんハロウィンをご堪能された後だったことに気づきました。なんでも、昨年のハロウィンはゾンビチックというか少しリアルに怖いメイクが流行りだったのだと若い子談。
お客様層がガラッと変わったことを感じた年
地域のお客様が増えた
商店街からの注文
イベントで使う、重量当てクイズなど
かぼちゃ市後も追加注文あり
不作の一昨年より大玉増加、需要も増加。大玉は10月入ってからの追加注文も増加。
今年は北空知の小玉が長雨の影響で大幅減少。
お客さんの傾向は地域のお花屋さんが買うようになったなーと強く思いました。
ランタン用に直径15cmくらいの中玉あたり。
取扱金額も伸びています。
いずれにしても、花き業界へのインパクトはまだまだ小さい。しかしカボチャは動き始めている。コア商品だからでしょう。
これから、規模が大きくなるにつれ、徐々にほかの商材にも波及していくものと思われます。大いに期待したいイベントの一つです。