花研コーヒーブレイク
寄せ植えへの道
2025.04.18
花研の一研究員です。
今週の「道シリーズ」、第4弾。
◎◎への道、といえばドランゴンへの道とか、少林寺への道という答えが反射的に出てしまう方も大勢いるかと思います。主に昭和世代でしょうか。
それはさておき、今日は「寄せ植えへの道」と題して花のある生活の楽しみについて書きたいと思います。
実は先日、NHKの番組『趣味の園芸』を見ていたら寄せ植えの作り方を紹介していました。私も園芸好きではありますが、改めて寄せ植えを作ったことがあったかと言われると定かではないぐらい雑多に苗を買っては植えているだけでした。
今回テレビ番組をみて、なるほどこういう理論で適正な苗を調達し、植え込めばかっこいい寄せ植えが手軽にできるということに気が付きました。寄せ植えの理論に気づかされたというわけです。そこで、早速花苗を買いにガーデンセンターへ出発。テレビで取り上げていたバーベナを使った寄せ植えを作ることにしました。
予算の都合もあるので3株を寄せることにしました。バーベナは手毬状の花をいくつもつけますが、縦方向には伸びません。そこで割と背丈が出るマーガレットを一つ、それから小花で垂れるように成長する植物と、形と成長方向の異なる植物3つを組み合わせ、1つの寄せ植えを作るチャレンジをしました。
作庭における三尊石組(さんそんいわぐみ)のようなものです。
すると、はい、こちらの通り完成しました。
いかがでしょうか。ザ・寄せ植えという感じですが、理論通りにやったら、なかなかうまくまとまったように思います。これからのシーズン、寄せ植えをされる方も多いと思いますが、理論通りこんな感じで到達したらまずは段位認定してもらえるでしょうか。
それではみなさま、良い週末をお過ごしくださいませ。