花研コーヒーブレイク
お茶の色はグリーンなのに、なぜ「茶色」といえばbrownでgreenではないのか問題
2025.02.27
こんにちは。花研の一研究員です。
某行政からのご依頼で、花についてのアンケート調査を行っています。必要な色についても設問に入れていて、その中で「茶色」という項目があり、集計しながらふと思いました。
日本人にとってお茶の色といえばグリーンですよねぇ・・・圧倒的に。「お茶」といえば、思い出す色は緑茶のグリーンではないかと思います。
ところが、ヨーロッパや中国の人なら、きっと「TEA」の色は?と聞かれたら、BROWNとかREDと答える人が多くなるのではないかと思います。緑茶と同じ種の茶葉から抽出するとはいえ発酵させて飲むので、お茶の色も褐色がかります。ですから、彼の地でお茶色をBROWNとするのはわかります、はい。
でもお茶といえばグリーンなのに、なぜブラウンを日本語で茶色と称するのでしょうか。コレ、グリーンティ好きの私たち日本人からしたら、結構大問題じゃない??・・・と思った昨今。
まあ、こういう問題を紐解くのは以前はとっても時間がかかったのですが、ネット情報やAIちゃんのお陰で、ひとまずの回答はすぐに知ることができます。
ということで、以下のような理由のようです。
【「茶色」の語源】
なるほど、昔は日本のお茶もbrownだったということですね。
ひとまずすっきり。
でも「茶色」はbrownですが、「お茶色」というと急にgreenかも?的な発想が頭をよぎります。あるいは「お茶の色」も然り。
日本語を第二外国語として学ばれる方とっては大変ややこしい問題でもあり、日本語を母国語とする多くの人にとっては理由なく合意を得られる呼び方のように思いましたが、いかがでしょうか。
朝食にいただくみそ汁のおいしさよ(自由律)
みたいな感じでしょうか。ちゃうかな。日々朝食にいただくみそ汁のおいしさに理由はないと言いたいだけなのですが。
それではみなさま、ごきげんよう。