OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

“ミニ野菜”に花も倣うか?

2025.01.31

今日も昨日に引き続き“コタツ記事”です。自称“コタツ記事ライター”です。元ネタというかインスピレーションはネットのニュースから得ました。

 

こちらがそのニュースです。

昨今の野菜不足は気象条件の変化によるもの。対策としては早生の小型品種、いわゆる“ミニ野菜”がいいのではということのようです。白菜などにも早生品種があり、晩生よりも小さいようですが(そして軽いでしょう)、ひと月ほどで仕上がるので、現在の品不足を補うには早生がいいのでないかという主旨です。生育期間が短ければ気象の変化による影響を受けるリスクも減ります。

 

そういえば花も植物ですから、早生と晩生とあります。早生で回転数を上げると、植え付け・収穫は忙しくなります。例えばヒマワリ。タキイさんの品種にサンリッチ45という品種がありますが、品種名につけられている数字45は、まさに45日で収穫できまっせという意味です。

45日といいますとおよそ1.5か月。となると1シーズン中に2回出荷できる計算になります。6月出荷を目安にした作付けと8月を目安とした作付け。同じ夏でも季節に対する生活者マインドが変わりますから、レイニーシーズン用のヒマワリと、晩夏用のヒマワリとで、品種を変えて出荷することもできます。あるいはエダモノなどでも短茎多収の剪定技術がありそうです。
とはいえ、生産者さんにとって出荷数量が増える、しかも短期間のうちに増える、1シーズンで何回転もとなると、必然的に忙しくなります。どちらの生産地でも労働力の確保が難しい中、現実問題としては難しくなることもあるでしょう。現状機械化が難しい分野なので、効率的収穫ができる仕立てがいいののか何か、もう一工夫必要になりそうです。

 

この週末は雪や冷たい雨を伴った寒い日が到来するようです。何卒ご自愛ください。

それではみなさま、ごきげんよう。

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