花研コーヒーブレイク
「クリスマスツリーを食べましょう」「クリスマスツリーを食べないで!」
2025.01.10
こんにちは。花研の一研究員にすぎない研究員です。
さて、「クリスマスツリーを食べましょう」といったのはベルギーのヘント市だそうです。
ヘント市は、ブリュッセル、アントウェルペン(アントワープ)に次ぐベルギー第3の都市で、花卉栽培や園芸農業が盛んであることから「花の都市」の異名を持ちのだとか。なんだかそういわれると、そんなに知らない都市でも急に身近に感じてしまいますが、同市では環境意識が高く、クリスマスツリーを飾り終えたら、針葉を茹でて乾燥させ、バターに風味を加える方法などが紹介されていたとか。(茹でて乾燥させると、バターに風味が付くほど薫り高いものなのでしょうか。)
すると、その呼びかけを受けて、1月7日ベルギーの食品安全庁より「クリスマスツリーを食べないように!」と警告が出されたのだとか。クリスマスツリーは食用として想定されておらず、農薬や難燃剤が使われている可能性があり、人間や動物に深刻な健康被害をもたらす恐れがあるからだめよと注意喚起したそうです。
こんなことってあるのですね。
まあ、感覚的にはお正月の門松を下げるときに食べましょうみたいなことを市町村が進めたみたいな感じでしょうか。年神様を一緒に取り込みましょうみたいな感じで進めたら、農林水産省や厚生労働省、消費者庁に「やめて~!」と警告があったとか、そういう感じに近いでしょうか。
日本国内に流通している門松もクリスマスツリーも食べないでくださいね。
最後にご案内です。大田花きHP内「産地ウンチク探検隊コーナー」を更新いたしました。
今回は君津市でミモザアカシアを生産される榎本バラ園・榎本雅夫様です。バラ園なのにバラを生産せずにミモザアカシアを生産され、君津市やJAと一体となって日本一のミモザ生産地を目指す取り組みについてご紹介しております。
過去のウンチク探検隊アーカイブの記事について「過去の記事を閲覧するにはどうしたらいいか」とお問い合わせをたまにいただきます。本日は偶然ですが、そのようなお問い合わせが2件ありました。新人研修に利用したり、品目を販売する際のトピックスを作成したり、はたまたその品目の担当になったのでおさらいをしたいとか、そのような目的のようです。大田花きのHPを管理運営する関係部署に問い合わせたのですが、現時点では2023年12月19日の徳島のシンビジウム生産者さんが遡れる最も古い回で、それ以前のものは閲覧できないようです。ご不便をおかけして、大変申し訳ございません。何かお手伝いできることがあれば、お申し付けいただければと思います。
それではみなさま、ごきげんよう。