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阪神間モダニズムからみるロックガーデンのトレンド周期

2024.11.29

こんにちは。花研の一研究員としてブログ内で暗躍する一研究員です。

花やグリーンに関する情報を要約した資料集花アブストラクトを購読していまして、当ブログや業務上のマストな情報収集のための虎の巻的に参考にさせていただいております。花アブストラクトの会員になると、花き関係、またその周辺産業に関する内容とそれを発信したメディア(基本紙媒体)の情報がビュレティン方式でまとめられていて、その中で興味のある項目を“これとこれ”とお願いすると、詳細記事を送ってくれるのです。

 

その花アブストラクト内11月のビュレティン項目の一つに、「月刊はなとやさい11月号」“阪神間モダニズム時代に、関西でロックガーデンが流行した”とありました。

「阪神間モダニズム」とは、明治時代後期から昭和初期にかけて神戸と大阪エリアで育まれた近代的な文化芸術に関する活発な活動を指すそうです。1920年代から40年ごろまでの明治大正昭和初期ぐらいが該当し、ざっと100年ぐらい前となります。

最近のガーデン業界ではグラブル(gravel、グラヴェル)ガーデンといって、ジャリというか石で構成されたガーデンが流行っているようです。昭和初期にもロックガーデンのトレンドがあったということですから、ネーミングは違えどロックガーデンのトレンドが今再来しているということでしょうか。

 

当社が発信しているトレンドサイクル(花研HP内こちらご参照)からすると、大きなトレンドが56年で1周するので、その倍の2つ昔のトレンドが再来している計算になるでしょうか。周期的にはちょうど当時と同じような流行がきてもおかしくなさそうです。

もしかすると、ひと昔前にあたる、1970年代にもロックガーデンは流行ったのでしょうか。何もなかったのでしょうか。それとも流行の芽はあったにせよ何か別の要因によって普及しなかったとか。そこが埋まらないと流行のサイクルが56年周期なのか、あるいは何か別の要素に大きく影響された結果のか、どうもわかりません。

 

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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