花研コーヒーブレイク
グラス類と対応する花の色とは?
2024.11.05
こんにちは。花研の一研究員です。
花研のHP内「業界の基礎データ」を更新いたしました。
ついでに花研講演実績も更新いたしました。よろしければ、併せてご覧くださいませ。
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さて、秋のグラス類が風に揺られさわさわきらきらと、そこかしこで季節を届けてくれています。
先日いつものように月刊誌『趣味の園芸』最新号をチラ見していたら、まさにそのような秋の風景が誌面で紹介されていました。そのグラス類の中に花物も植栽されていまして、カサカサした質感のガーデンに瑞々しい花も合うものだなと。とりわけ枯野になりかけのガーデンにはブルー系が映えるようです。
それはなぜでしょうか。はい。それはこちらの色相環に答えがありました。
色には補色の関係といって、Aの色を際立って見せてくれるBの色があり、このAとBの関係を補色というそうです。色相環でいえば、その色の対角(反対側)にある色が補色に当たります。枯野の補色は藤色系でした。
つまり、枯れ感をコーディネートしたガーデンはオレンジから黄色、黄緑くらいがベースにあり、その枯れ感を引き立たせるためにはあえて補色の青から紫くらいの花を合わせるといいということなのではないかと、思いましたとさ。
それではみなさま、ごきげんよう。