花研コーヒーブレイク
アクアポニクスとは
2024.08.19
こんにちは。花研の一研究員です。
アクアポニクスとは、魚の養殖と植物の水耕栽培を組み合わせたものだそうです。
業務用に開発されたシステムと思いがちですが個人の観賞用のシステムも販売されておりまして、幅広く社会に浸透しているかと思います。
私も先日から由緒あるメダカを飼い(7月29日の小欄ご参照)、はて水草だけでいいのかしらと思っていました。花き業界に身を置く者としては観賞用植物の水耕栽培と魚の生育という二つを叶えなければならないことに気が付き、写真のように植物を一緒に入れることにしました。
雲竜柳すると水の中で値を伸ばしてきました。
柳はもともと根を伸ばしやすく、また水際に生えているようなので、水耕に向いているのかなと思っています。柳の曲がりと相まって、なかなか即興の割には趣のあるものに仕上がったのではないかと思っているのですが、いかがでしょうか。
柳は切枝で流通していますが、しばらく活けておきますとすぐに発根します。根が伸びると葉も少しですが伸びてきます。これで観賞用植物としての体裁が整ったところです。また、水の中で発根しやすい植物として、観葉植物ではポトス、アイピーなどもありますね。メダカと観賞用植物の共生が上手くいくといいのですが。
夏の涼としても(といってももう立秋も過ぎて間もなく処暑を迎えるのですが)、今日はアクアポニクスを考えてみました。
それではみなさま、ごきげんよう。