花研コーヒーブレイク
花と主(ヌシ)とワタシ
2024.06.18
こんにちは。みんなの花研ひろばより、花研に所属する者です。
拙宅のワックスフラワーは、3月の肌寒い中、咲き始めました。といっても、栽培していたものではなく、たくさんのつぼみが付いた鉢物を購入してきたものです。
真珠のようなぷっくりとした丸いワックスのつぼみから、ちっちゃな王冠のような形をした花が次々と咲き始め・・・なんと6月、今時点でも尚咲いているのですから、そら嬉しくていやんなっちゃうねえ。一度咲いたら咲きっぱなしなわけ。
咲き始めは薄いピンク色でした。咲き続けるうちにアジサイのように色が変化して、今はクリーム色、ワックスフラワーのアンティークカラーです。鉢物ならではの楽しみですね。
ガーデニングにおいても乾いた雰囲気のものが流行っています。ドライガーデンといいますが、オージー系(オーストラリア原産)の植物や南アフリカやマダガスカルなど南半球原産の植物を多用したり、多肉植物でもアガベ(メキシコ原産)とか、そうした植物で構成されているようです。ワックスフラワーは西オーストラリア州原産ですし、私の見立てではワックスフラワーもドライガーデンを作るのに一役買いそうです。
ところで、このエリアの本当の主はトカゲ(カナヘビ)だったようです。ワックスフラワーの株元から現れました。脱皮したばかりのようで、抜け殻がまだ一部体についています。そして、実は写真には映っていませんが、もう一つの主が存在します。私ではなく体長7-8cmにもなる巨大クモです。土地の主(法律上はワタシ)をさておき、トカゲとクモとでワックスフラワーの陰で領地争いをしているのではないかと妄想しています。
※トカゲとクモを呼び寄せたのはワックスフラワーではなく、自然の力だと思います。ワックスフラワーのマイナスプロモーションになりませぬよう、ご理解いただければ幸いです。
それではみなさま、ごきげんよう。