OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

トレンド集積地の大田市場からレポートです

2024.04.03

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

大田市場の仲卸通りで東京リボンさんが新製品のご案内をしていました。リボンや包装紙などの生花店さんが必要とする資材は、売れ筋、おススメの色のリボンと包装紙だらけで、勉強になります。

色々と伺うと、リボンはくすみカラーからやや明るいトーンへと移行しているのだとか。あまり変わっていないように思っていたのですが、言われてみれば確かにやや明るいようです。

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また、送別需要では、従来の二等辺三角形をした一本花用スリーブ以外に、透明の四角いバッグに取っ手として穴の開いた空いたスリーブを兼ねた資材が動いたのだとか。中身は1-2本に変りないとすれば、少し大きめにも思いますが、花の頭まですっぽり乖離、スリーブと持ち帰り用のバッグとを兼用した、多機能スリーブとでも言いましょうか。このようなスリーブに移行しているとのことでした。

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そしてもう一つのトレンドが、多機能スリーブの向こうに透けて見える新製品です。

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これらの四角い筒は、なんと食品用ラップフィルムのような容器に入った幅60cmほどロール型の包装紙。色はもちろんくすみカラーです。

何がすごいって60cmだということです。よろしいですか、みなさま。幅60cmでパーソナルギフト花束が包装できるってことです。ここにトレンドがあります。

多くの花束は小型化しているということです。理由は複合的ですが、それを語るのは別の日にするとして、つまりそういうことです。

 

ちなみにこちらの筒型の容器は環境を配慮して、ラップフィルム容器に付いている歯のようなプラ製のギザギザはありません。包装紙を蓋のはじでぴっと切って使います。環境配慮型なんです。

 

すごく考えられた商品が多くてびっくりしました。そんな出合いや発見もある大田市場からお届けしました。

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それではみなさま、ごきげんよう。

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