花研コーヒーブレイク
春の●●●ん
2024.03.18
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
春の彼岸中の本日、「春の○○ん」とくれば間違いなく花業界では春の彼岸ですが、3月18日は「春の睡眠」の日なのだそうです。
3月15日は「世界睡眠デー」、3月18日は「春の睡眠の日」、さらには春の睡眠の日前後の1週間を「睡眠健康週間」としているのだとか。
睡眠の専門家によると、3月は卒業や転勤などの生活環境の変化があり、また三寒四温のように日々の寒暖差が激しい状況が重なることから、心身への負担がかかるため、健康を維持するために質の高い睡眠をとることが大切だとしています。ある調査によると、日本人の睡眠は世界一不足しているのだそう。さらにはまた睡眠についての悩みを抱えている人も多く、「改善したいけど分からない」という人が2人に1人の割合でいるのだそうです。
「春眠暁を覚えず」といいますが、寝付けなければ暁もなにもあったものではありません。
そこで、睡眠について正しい知識の普及と健康増進を目的に、睡眠健康推進機構が年に2回、3月18日と9月3日を睡眠の日と決めたそうです。春の彼岸、秋の彼岸ではありませんが、3月18日が「春の睡眠の日」、9月3日が「秋の睡眠の日」なのだとか。
きちんと睡眠がとれないとQOL(生活の質)に直結してきますから、睡眠時間が短いときほど質の良い睡眠を確保したいものです。そこで植物の香りが睡眠に一役買えるのではと研究を進めていらっしゃる方も。
つい昨日3月17日に公開されたこちらのページによると、寝付きの悪い人にはベルガモット(学名:Citrus bergamia)の香りがいいとあります。しかもマウスの実験では、ベルガモットの香りは不眠症治療薬とほぼ同等の効果であったと。
ベルガモットは柑橘系の植物で、切花・切枝としては流通していません。ですから、花の香りをかいで入眠に役立てましょうとは言い難いのですが、精油として、あるいは入浴剤などにも使われたりしていますので、上手に活用したいものですね。
短い睡眠時間でも、質の良い睡眠を確保して、この繁忙期を乗り切りたいものです。
それではみなさま、ごきげんよう。