花研コーヒーブレイク
宮城県のガーベラ
2024.03.11
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
本日で東日本大震災から13年が経ちました。
インフラや住居の復興が進む一方で、避難生活を続けている人はいまだに大変多く、また心のケアなど長期的な被災者の暮らしの支援も課題になっているようです。被災された皆様、ご家族の皆様に改めて心よりお見舞い申し上げます。
さて、昨日10日、あるスーパーに立ち寄ったところ、震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市桃生(ものう)町のガーベラが、目を引くPOPの掲示とともに販売されていました。
スリーブにも「桃生のガーベラ」や「石巻のガーベラ」と一枚一枚シールが貼ってあります。
私が花コーナーにいた数分のうちに、20代と70代くらいの女性のお客様が花を吟味されていました。私も石巻のガーベラミニブーケを1束購入。草丈が30 cmほどで家のテーブルの上に飾りやすいサイズです。薄いベージュに染められたスイートピーも今どきの色で、ガーベラに華やかさを添えてました。
大田花きの取引実績から、ガーベラの都道府県別取扱本数シェアを調べてみますと、2010年度のシェアは宮城県は2番目。途中のグラフは割愛しますが、震災後の2011年度以降も最新の22年度まで変わらずシェア2位を維持し続けています。
甚大な被害を受けられた中でも絶やすことなく生産を続けられ、頭の下がる思いです。
桃生町のガーベラを消費することで間接的にでも支援につながればと思いで、購入にいたしました。最後まで楽しみたいと思います。
それではみなさまごきげんよう。