花研コーヒーブレイク
スペパもあるんだってよ
2024.01.17
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
突然「スペパ」と言われると何のことやらわからなくても、コスパ、タイパ、スペパと並べば、なるほどスペースパフォーマンスのことねとピンとくる人は多いでしょう。空間の利用効率を良くする生活を意識した言葉だそうで、この言葉自体の認知率は関東で37.8%なのだそうです。(企業調査)
ゆとりのある生活スペースを確保するため、あまり余計なものを買わないようにしたりすることもスペパを意識したライフスタイルで、SDGsの概念にも通じる考え方のような気がします。1商品1機能で家電をたくさん所有するよりは、多機能のモノを少なく持つことでスペースを保つことや、不要な衣類を処分しシンプル生活することもスペパ的な考えに通じるのだそうです。
衣類が減れば、室内が片付くばかりではなく、モノが見つけやすくなり、時間効率も良くなるように思います。また、最小限のものでよいとするこで無駄な出費も減りますし、スペパはタイパにもコスパにも通じるものなのですね。
さて、花き業界でスペパを考えれば、どのようなものが挙げられるでしょうか。
先日小欄でご紹介したウッドスタンドはもしかしたら一つのスぺパ商品と言ってもいいかもしれません。直置きしないことで、掃除もしやすく、インテリア的にもデザイン性が上がります。柿の種も見つけやすくタイパに繋がります。風通し良く、掃除もしやすいといった点から、衛生的にもGOODとなれば、hygiene performanceが高いとなり、これはしいて言えば「ハイパ」になるのでしょうか。
あるいは、ベランダやガーデニング用に鉢物をタテに陳列できる什器を使っていますが、これもある意味限られたスペースを効率良く使い、太陽の光をより効率的に浴びられるように配置することができるので、スペパ商品と言えるでしょうか。
はたまた、2024年問題を考えれば、輸送コストの見直しのためにトラックのスペパや1箱あたりのスペパを再考する余地が出てきそうです。
ちなみにニトリさんがこのようなクリスマスツリーを開発、販売。これは究極のスペパ商品といえそうです。
既にご存知の方にはすみません。
それではみなさま、ごきげんよう。