花研コーヒーブレイク
ジャパン・フラワー・オブ・ザ・イヤー◆秋冬の鉢物編◆
2023.11.23
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
今週の大田市場(花き棟2階中央通路)はジャパンフラワーセレクション秋の鉢物のエントリー品が展示されていて、昨日は大田市場で審査が行われたようです。
出品されたものを少しだけご紹介いたします。
こちらはサントリーフラワーズ様のプリンセチア。
何が素晴らしいかといいますと、プリンセチアの品種でこれまでになかった濃い赤なのだそうです。プリンセチアのページを拝見しますと、一応赤色品種はあるようなので、「それ以上に赤」ということですね。クリスマスに欲しい本当に赤い品種が誕生しましたということです。
こちらはトレンドカラーのくすみピンクの小輪マーガレット。レディーフレアという商品名。静岡県東部花き流通センター農業協同組合から出品されています。
個人的に興味をひかれたのはこちらの花。
何の花かわかりますか??
ここまでひけば、葉や株の様子から正解者多数でしょう。
はい、シクラメンです。しかもこれまでにないくらい上向きの。ハクサンさまの「イリュージア・ピンクラテ」です。この花形と花付きのよさには驚きです。
こちらもハクサンさまのシクラメン。ジックスピンクという品種。
きれいに切り取られたかのような花弁が織りなすウェーブが、大正ロマンのようなレトロな雰囲気を感じさせます。白く存在感のあるガクもポイントになって、まるでエレガントなファッションのようですね。
こちらは椎名洋ラン園さまからのファレノプシス「ライラ」です。
このサイズ感と花付の良さがいいですね。リップの大きさが新しいです。すぐに切花品種としてもほしいくらいですね。
こちらも椎名洋ラン園さまからのファレノプシス「シナモン」。
はやりのヌーディカラーとコンパクトな花サイズ、背丈感がいいですね。
えー、やばいくらいめちゃくちゃかわいい、こちらのファレノプシス。
イエローアップルという品種。アイファーマーグループ蘭工房様からの出品です。
はやりのぼんやりイエローに、3つにぱっくりと割れたおおきなリップが特徴的ですね。こちらもレトロ感があってかわいすぎます。
大田市場にお越しの方は、ぜひ花き棟2階の中央通路もご覧になっていてくださいませ。すべての出品をご紹介できずすみませんが、これらの新品種の中からジャパンフラワーセレクションとして選出されます。結果発表は12月でしょうか。詳細はこちらをご覧くださいませ。
フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2023の表彰式は12月8日です。
それではみなさま、ごきげんよう。