OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

新鉱物発見記念★鉱物と花との相性はいかに!?

2023.10.23

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

今朝の日本農業新聞に「くすみカラーなぜ人気?」の記事が掲載されました。花研もわずかながら協力いたしましたので、よろしければ記事をご覧いただければ幸いです。

 

といいつつ今日は新鉱物が発見されたニュースから話題を取り上げます。

群馬県で二つも新しい鉱物が見つかったそうで、付けられた名前が桐生石、群馬石だとか。リリースもとは東大ですが複数の大学と地元の方々の協力のもとになされた成果のようです。

リリースはこちら

 

桐生石てな。新鉱物は地名由来の名称のようです。桐生が有名になるのは嬉しいものです。しかし発見者たちの名前でないのはなぜなのでしょうか。花や植物の新品種発見の際は、その学名に発見したご本人、奥さん、友人知人、プラントハントの冒険への出資者など、よく人の名前が付けられることが多いです。花の名前や学名の由来を調べると、人名であることがいかに多いことか。鉱物はどうなんだろうかと思い、調べてみました。すると発見者のおひとりである東大の浜根さんのコラムに鉱物の命名についてわかりやすく解説されたものがありました。命名にはルールがあるようです。

鉱物の命名についてのコラム

国際命名規約で発見者の名前は使えないとなっているそうです。なるほど鉱物だけに堅い感じですね。

 

さて、花と鉱物の関係はとても遠いようですが、次のように鉱物を使った製品を作った方もいらっしゃいます。鉱石に洋ランを板付けしたのです。

鉱物に着生させた洋ランの様子

 

中藤(なかとう)洋ラン園さんの商品。板でもミズゴケでもなく(いや、しかしミズゴケは多少使うでしょうが)鉱石だそうです。個性的で他にはない商品です。

私が勝手に想像するにミステリー小説にぴったり💗高級な鉱石なら財産の隠し場所になる。また凶器の小道具にもなる。喫煙減少のため灰皿が不自然な小道具となったいま、新しい凶器カテゴリーとなるのです。そしてファンタジーの世界にも植物と鉱物は欠かせない設定です。天空の城ラピュタに登場する城をささえる巨大な飛行石は木の根っこに覆われていましたね。

 

かように植物と鉱物とをつむぐ物語に可能性はあります。ぜひ日本のストーリーテラーに取り上げてもらいたいところです。

なんだか話があちこち飛び散ってしまいましたが、鉱石だけにご勘弁ください。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

『フラワービジネスノート2024』はこちら。

AI2llbpC

pagetop