花研コーヒーブレイク
『フラワービジネスノート2024』発売です
2023.09.01
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
今日9月1日は関東大震災が起きて100年目を迎える日です。
祖母からよく聞いていた話。関東大震災が起きた日は土曜日で、桑畑で家の手伝いをしていたそうです。はい、養蚕が盛んな群馬県なので桑畑です。突然大きく揺れ出して、立っていられず、桑と桑の間にしゃがんで両手で桑の枝を掴んで、その揺れを凌いだと言っていました。
各行政の取り組みやメディアのお陰で防災に関する意識や備えの重要性の理解も高まったように思います。
さて、そんな9月1日には花研では『フラワービジネスノート2024』を発売いたしました。
「業界基礎データ」をはじめ、花きに関わる生産・流通・消費の最新データがまとまっています。最新データばかりでなく、どのように推移したか、あるいはピーク時に対していまどのくらいなのかを一目でわかるようグラフにビジュアライズしています。
マンスリーカレンダーは2023年10月から2025年3月までのたっぷり18か月分を掲載。
【カレンダーに掲載されていること】
・六曜
・流通実態に適した「今日の花」
・五節句
・二十四節気
・八十八夜、半夏生、二百十日などの雑節
・つい「いつだっけ?」となりがちな彼岸・盆の入りと明け
・一粒万倍日
・花に関する記念日(スイートピーの日、サボテンの日、ガーベラ記念日、スズランの日、盆栽の日、アーティチョークの日、あじさいの日、ローズの日、カスミソウの日、ブルーベリーの日、ヒマワリの日、コスモスの日、コーヒーの日、いいマムの日、クリスマスツリーの日などなど)
・そのほかいい夫婦の日、夫婦の日、十五夜、十三夜、「家族の週間」、「1年の折り返しの日」、夏越しの祓、大祓、「心の日」など生活イベント
・マンスリーフラワーズは毎月 切花・鉢物各10品目ずつ旬のアイテムを掲載 ※毎年見直しています。
・マンスリーアイデアの欄では、愚案ながら物日だけに頼らない数々の販売アイデアを紹介しています。
花き業界に身を置く方が必要な暦を網羅したカレンダーは世界にただひとつ、・・・(たぶん)フラワービジネスノートだけ・・・を目指して鋭意制作しております。
「特集」ページには可処分所得と切花支出金額の推移を比べたグラフを掲載。切花の支出金額は、日本人の可処分所得とともに伸びて、1997年以降は可処分所得とともに減少したように見えます。
では、可処分所得が回復してきた今、切花消費はどうか、特集記事をご参照いただけますと幸いです。
【以下ざっと目次です】
●月間カレンダー(業界仕様の日曜日スタート)
●花き業界基礎データ
●全国県庁所在地別 花き支出金額ランキング
●世帯別 一世帯当たりの花き類(切花・園芸植物・園芸用品)支出金額
●月別 一世帯当たりの花き類支出金額
●葬儀業・結婚式場業の売上推移
●日本の農業生産における花きの位置づけ
●花き産出額と内訳 最新版
●品目別作付け面積、および出荷量(切花・球根類・鉢物類・花壇用苗物類)
●花きの出荷量推移 ピーク時対比最新データ
●都道府県別作付け面積、および出荷量
●経済指標/人口動態/GDPと農業総生産
●貿易統計 輸入と輸出データ20年推移
●世界の花き生産国と主な出荷品目(日本向け出荷分)TOP30
●流通品目早見表(切花・草花・枝物・鉢物)
●切花成長分析マップ
●フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2022結果と潮流分析/トレンドメモ
●切花支出金額と可処分所得
●日本の暦を知る「二十四節気・七十二候・五節句・雑節」
●和暦西暦早見表
●横罫・方眼ノート マメ知識付き
マメ知識例(ごく一部↓)
「100年ぶりのオリンピック開催となったパリ。1924年開催時、ポスターにはオリンピックの敬礼をするアスリートとともに、勝利のシンボルとしてヤシの葉が描かれた」
(パスカルが言った)「考える葦」の葦とは北半球の温暖な地域に自生するイネ科の大型多年草。大阪に多く生えていたことから浪速草とも呼ばれる。ヨシと呼ばれることもあるが、牧野富太郎はアシの読みが「悪し」に通ずるを避けるためといっている。
「スペイン南部アンダルシア州にある都市グラナダはスペイン語で『ザクロ』を意味する。市中のあちこちにザクロのモチーフを見つけることができ、市旗・市章にもザクロの果実が描かれている。」
詳細はこちらをご覧いただければと思います
本年も広く皆様にフラワービジネスノートをご活用いただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
それではみなさま、ごきげんよう。