花研コーヒーブレイク
うどんを食べに埼玉へ行ったはずが・・・
2023.08.17
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
関東は蕎麦文化がメインだと思っていました。なにしろ江戸時代、蕎麦屋は江戸にに何千軒もあったといいますからてっきりね。ところが、武蔵野台地では古くから小麦生産が盛ん。大地ですから、水稲より小麦生産の方が向いていたのかもしれません。武蔵野うどんとよばれる美味いうどん食があります。
さて休日のある日、埼玉県飯能市へうどんを食しに出かけました。ただ食するだけですとこれはカロリーオーバーになってしまうため、アクティビティとセットにすることでカロリーの収支を整える必要があります。エネルギー消費方法としては、プールで泳ぐ・フィットネスジムでがんばるなどなど、多数の選択肢がありますが、武蔵野は台地ですから、このたびは「丘陵を歩く」を選択しました。飯能駅からほどなくしたところに標高2-300mの山があり、散歩にはちょーどいいのです。
大森駅から飯能駅に向かうにはいくつか乗り換えがあります。まず途中の大崎駅で乗り換えると、駅構内にコミケに関する看板が。ちょうどコミケ開催期間中だったようです。大崎はコミケに向かう中継拠点だったらしく待ち合わせと思しき人たちがちらちら。日本を代表する夏のイベント、いつか行ってみたいですね。
さて、そのような方々を横目で見つつ北上します。池袋から西武鉄道へ。小一時間ほど電車に揺られると飯能です。駅を降り立ちますと市街地が広がります。時代がかった建物が古い街道沿いにあります。駅前のインフォメーションセンターでもらった地図を頼りに第一の目的地天覧山へ向かいます。市街地のそこかしこにザクロがありました。飯能市はザクロで町おこしをしているようです。
街の中心部にあるお寺にあったザクロと飯能の歴史を示す高札。1000年ほど前にザクロはこの地にやってきたようです。
お寺には立派なザクロの木が夏空を背景にそびえ立ってているではありませんが。よく見ると紅一点。
以前この欄でも、またFMヨコハマの7月の放送でもザクロを取り上げましたが、ザクロで町おこしというところがあったんですねえ。急に親近感が沸きました。小高い丘陵と言ってみたものの、不摂生な私は息が切れ切れです。とはいえ都心からこんなに近くにいいところあったんだなあと思います。林道が整備されているのですが道沿いにドウダンツツジが2mぐらに伸びていて、ちょうど欲しくなる感じです。
天覧山の林道に植えられたドウダンツツジ。ちょうどよい長さにまで育っているがここまでで15-20年ぐらいだろうか。
100mぐらいに2-3000本ぐらいありそう。今から植えたら間に合うのだろうか・・・、などと思わせる道。
さてさて、その後2時間ほど歩き続けて、無事にアクティビティはこなし、事前にカロリー消費を遂げてお目当てのお店に行くと・・・
なんと、そのお目当てのお店は営業休日だったのです!
ありゃま、やむを得ず。そのまま踵を返すにもこれまたカロリーの収支を整えることができませんので、プランBのお店に変更。
お目当てのうどんを注文したところ・・・・
「お客様、大変申し訳ございません。そのメニューは前のお客様で売り切れてしまいました」
えー。
じゃあ小高い山をもう一足早く登っていたら、お目てのうどんのラストの1杯くらいには間に合ったかも!?
なんて後悔しても後の祭り。ここは切り替えが大切です。うどん改め、そばを食べて帰ることにしました。
大変心乱れたのでビールで落ち着けてから、セイロを一枚頼みました。結果これが美味い。ということで予定とはだいぶ違う結末でしたがまあ個人の休日とはこれぐらいアバウトでいいのではないでしょうか。
花研所長のある休日日記でした。
それではみなさま、ごきげんよう。