花研コーヒーブレイク
ナズナのメガヒットの理由
2023.07.04
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
今朝はNHK総合のあさイチで切花を楽しむコツについて特集が組まれていましたね。デヴィ夫人の花に囲まれた豪華すぎるご自宅、驚きましたね。恐らく世界中から集めたのであろうセンスの良いユニークな花器も素晴らしければ、ご自宅のあちこちに花を活けてはご自身でお世話されているというではありませんか。本当に頭が下がります。お忙しいでしょうに、自ら花のメンテもされて、とても立派なお方でいらっしゃいますね。工藤静香さんが花や植物を日頃から嗜まれていることはインスタで少しだけ存じておりましたが、アナウンサーの鈴木奈保子さんの花生けを褒めていらした辺りで、ご自身でもよく生けてコツをご存知の方だということが伝わってまいりました。吉田さんは皆さんにいじられ、花を飾らないキャラ設定としてご登場されていましたが、とても心豊かで素直な印象があり素敵なお方とお見受けしました。
水先案内人は大田花きの宍戸が務めさせていただきました。ご覧いただきましたみなさま、ありがとうございました。見逃された方もNHKプラスから引き続きご覧いただけます。
さて、話変わり、本日届いた農文協の『現代農業』8月号。封を開けてみますと・・・・
Wow, hello!福島の菅家博昭さん!Σ(OωO )!!
菅家さんのとても素敵な笑顔が表紙を飾っています。
テーマは「雑草を売るノウハウ」。毎回、農業の中でも幅広くテーマを取り上げ特集記事が組まれているわけですが、今回の焦点は花き。しかも限りなく雑草に近い趣味溢れすぎる草花生産についてです。相当深掘りされていますよ、コレ。「雑草を売るノウハウ」と題して、多くの方がそれぞれの知見を活かして大変面白い記事を書いていらっしゃいます。ここまで集中的に特集した出版物をいまのところ見たことがありません。
特集記事は「こんなもん売れるんか!果樹農家、田畑の雑草販売にドハマリ」から始まります。そして福島の花き生産者・菅家さんの「懐かしい需要で大ヒット・エノコログサ」、エノコログサを染める技術を紹介するページもあります。ほんの5-6年は、自然な草花が流行っているといえども、今のこの境地までたどり着くとはまさか思ってもいませんでした。先日小欄でご紹介しましたが、なんといってもハルジオンが売られている時代です。恐らく、今がこのブームのピークで最もそのムードが高まっているときではないかと想像します。
農家の皆様、ぜひ身近に生える「こんなものが?」と思うようなものでも、市場担当者と相談して出荷してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、弊社代表の桐生が今号の中で「ナズナのメガヒットを探る」と題し、4ページにわたりナズナのヒットのヒットの理由を分析しています。
よろしければ、当該誌をご覧いただければ幸いです。
それではみなさま、ごきげんよう。