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6月2日 ローズの日

2023.06.02

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

昨日6月1日のアーティチョークの日、気象記念日にひきつづき、本日6月2日はローズの日。語呂合わせでローズの日とは、なかなか日本的でいいですね。

大田市場では1階、2階にまたがり、あちこちでローズフェアの提案がされています。昨今の草花ブームの中、大田市場がこんなに多くのバラで埋まったのは久しぶりに見たように思います。やはりバラって素敵です。

 

★大田市場花き部中央通路でのローズの日に向けた展示の様子

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★大田市場仲卸さんでのローズの日フェアの様子

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さて、英語圏の人は語呂合わせで記念日を考える発想はあるのでしょうか。自分自身では英語で考えが及ばないのでChat-GPTに聞いてみました。

すると、5月4日はスターウォーズの日とされている例を教えてくれました。理由は「フォースと共にあらんことを」を「May the force be with you」という名文句があり、そのことから5月4日(May  the 4th) ということのようです。

 

なるほど、語呂合わせとまでは行かないまでも、一応似たような発想はお持ちなのねと思いきや、これを制定したのはウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社なのだそうです。やはり発祥は日本であったか。もっと映画「スター・ウォーズ」を知ってもらおうという宣伝のために制定したのだとか。とはいえ、世界中のファンから共感を得て、現在では親会社のウォルト・ディズニー・カンパニーも5月4日を「スター・ウォーズの日」として認知しているのだそうです。

 

ローズの日に話を戻します。ローズの日には、ぜひ普段手にとらないようなバラを入手してみていただきたいと思います。バラは営利用に周年栽培可能なので、いつでも手に入るとはいえ、時期によっては入手が難しい品種もあります。しかし、この時期は露地やお庭でバラが咲いているように、比較的流通量が潤沢で、普段目にしないような品種も店頭で見かけることがあるのではないかと思います。

 

実際に私がそうでした。出かけたついでにある生花店に立ち寄ったところ、バラのダブルデライトという品種がありました。中心は白ですが、花弁の縁が開花するにつれて赤く色づき、フルーティーな香りを持つ名花です。名花というには根拠があります。世界バラ会議の1985年トロント会議で殿堂入りしているのです。

しかし、あまり生花店でも大田市場でも流通の現場で見ることはありません。バラ園などではよく見かけますが、流通の現場ではかなり珍しいのです。しかも切花で販売されていたのです。かなりレアケースです。この例のように、バラ好きの園芸家さんさえもおっと思わせるバラがこの時期の生花店にはあるかもしれません。

 

ちなみに、世界バラ会議とは世界バラ会連合(World Federation of Rose Societies、本拠地:ロンドン)が3年に一度開催するバラに関する世界大会です。世界37カ国のバラ会が加盟していて、日本からも「日本ばら会」が参加しています。世界バラ会議は、バラの歴史が長い国・都市で開催されるそうで、2022年にはオーストラリアのアデレードで開催されました。次回は2025年開催。

 

第20回を迎える世界バラ会議の開催地は・・・

 

 

 

なんと広島Japanです。

第20回世界バラ会議福山大会。

ここでも世界中で愛されている名花として、素晴らしいバラが選出されると思います。ぜひご注目ください。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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