花研コーヒーブレイク
G7広島サミットの集合写真
2023.05.25
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
G7広島サミットの評価は様々ですが、全体的には高評価が多いようです。とりわけ原爆慰霊碑に各国首脳たちが花を手向けたことや、原爆資料館を訪れ記帳されたことは、歴史的に意義深いことだったのではないでしょうか。
※いずれもG7公式写真↓
政治的なことはさておき、もう一つ象徴的なシーンとして印象に残っているのが集合写真です。
女性のジャケットの色に注目してしまいました。偶然だと思いますがお二人とも淡いサーモンピンクでした。明るいめの肌の色に近い色で、とても柔和で自然な印象です。イタリアのメローニ首相は、選挙の時はもう少し濃いピンクを着用していた印象がありますが、来日中に着用していたジャケットは、このほかにも淡いトーンを選択されていたようです(ネイビーのときもありましたが)。右端の女性はEUライエン委員長です。ビビッドな強めの色であれば、この集合写真の印象はまた変わっていたことでしょう。ダーク系のジャケットで決める男性陣と並び、悪目立ちすることなく、調和がとられたショットのように思いました。
このような色の選択は、攻撃性を抑え自国ばかりを主張せず、しかし存在感は出すというマインドの表れなのでしょうか。ファッションには全く疎いので、個人の勝手な感想にすぎませんが、女性首脳陣のファッション選び、とりわけ色の選択には平和と共生への希求が反映されているように思いました。
ついでながら、G7広島サミットの時に行われた植樹で植えられた木は、被爆桜の「2世」の苗木だそうです。
パフォーマンスと捉える向きもあるかもしれませんが、それでも尚、被爆桜の植樹も含めG7広島サミットは世界の平和に向けた大きな前進だったように感じています。
植樹の様子が広島ニュースTSSから紹介されていました。感慨深く拝見いたしました。
それではみなさま、ごきげんよう。