花研コーヒーブレイク
しぶといメンタルでいこう
2023.05.24
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
この時期、道端で白くてふさふさした細い稲のような雑草を見かけることはありませんか。
道を歩いていた時、夕日に照らされて風になびく姿が良いなと思い写真を撮ってしまいました。
チガヤを近くで見るとこんな感じ↓英名 Blady grass ブレイディ・グラス Kunai grass クナイ・グラスなどというようです。
Blady grassのBladyはBlade「剣」から来ていて(形容詞形)、Kunai grassの「クナイ」は忍者が使う道具のひとつです。
先端にかけて細くスッとしていく見た目が似ているため、このように名付けられたのでしょう。英名にしては日本的なチガヤのこの雰囲気、草花ブームの今どきの花束に入っていてもおかしくないような。とはいえ、北海道から九州まで日本の各地、アジアやアフリカ、オーストラリアにも分布し、地下にしっかりと匍匐茎を伸ばすため、なかなか駆除しきれないという大変しぶとい雑草です。
しかし、先日、弊社内の夕暮れの一コマで、そのしぶとさも大事ではないかという話になりました。最近、新聞記事でもストレスや睡眠不足の話題をよく見かけます。ある調査によると20代後半から30代前半の人は漠然と将来に不安を抱える人の割合が多いそうです。特に対人関係で悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。そういう私はこのブログに書く内容やオチに悩んでいます。
しぶとさが大事というのはメンタルの持ちようのことです。例えば、「誰かから自分のことを少し嫌な感じで言われた」ということで問題が1つ発生するとします。それを受け止めて「何とかしないと」と思うことで問題がさらにもう1つ発生してしまいます。ですが、2つ目の問題を問題として受け取らなければ、悩みもそれに費やす時間も減るということです。
文章では簡単に書けますが、そのように悩みを減らして、何度もトライするというメンタルの持ちようが良いのかもしれません。花き業界も生産減少や物流問題を抱えていますが、深刻になりすぎると暗くなるので明るく考えたいと思います。
チガヤもしぶとく沢山生えているので風情ある風景を作り出しているかもしれませんし。
そこで今日のブログのオチは悩むのをやめて、これで締めたいと思います。
それではみなさまごきげんよう。