花研コーヒーブレイク
自動車はどうか? 前編
2023.05.03
こんにちは。みんなの花研ひろばです。今日は憲法記念日、今日の花は「梅花ウツギ」。
世間的にはお休み。もちろん東京都花き卸売市場においてはどの市場も営業日であるわけですが、アタクシの通勤時間の通勤ルートは、なんとまあ交通量の少ないこと。今朝は、高速道路の下りなど混雑が報道されていましたが、いつもの場所のいつもの時間の交通量は激減です。
ところが、交通事故があちこちで散見されました。衝突や中央分離帯に乗り上げた大型トラックなど、周りに救急車は警察車両が集まっている光景を3か所くらい(おまけに消防車と救急車が駆け付けたところも合わせれば4か所くらい)見かけました。これは交通のパラドクスなのでしょうか。交通量が少ない方がかえって不注意になって事故が増えるものなのか、休日でお疲れドライバーさんがちょっとほっとしてそのような結果になるのか、たまたまなのか、統計を見ないとわかりませんが(いや見ても、きっとわからない)、「今朝の道路」からなんだかいろいろと考えてしまいました。
そんなことで、移動の際は電車の中をきょろきょろしたり、道路周辺をそれなりに見るわけです。誰もがそうするように。
そこで信号待ちなどで気づいたことですが、たびたび小欄でご紹介するくすみカラーが自動車にもずいぶんと浸透しているように思いました。いや、もしくは気のせいかもしれません。とはいえ、カフェオレカラーのような色や淡いオリーブグリーンような色、ブルーグレーのような色が国産車、外国車、軽、小型、普通車問わず増えたように思います。
工業製品である自動車で増えたと今思うということは、きっと小欄でくすみカラーがどうこうと取り上げる随分前から、生活者マインドはその色に向いていて、自動車産業でもアンテナを立てていたのではないでしょうか。くすみカラーの提案が増えてそれらを選ぶユーザーが増えたか、あるいはくすみカラーを選ぶユーザーが増えてカラバリが増えたか、はたまた啐啄同時か、自動車産業のことはわかりませんが、自動車は感性の商材であることには間違いないようです。
明日の小欄に続きます。
それではみなさま、ごきげんよう。