OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

あえて小瓶!?求められる花の造形も変わる

2023.04.26

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

小さな花瓶が増えたと思われる今日この頃。やはりご家庭で花をいける方法が様々試行されているのではないかと思います。一つの花瓶に花をいけるのか、複数の花瓶にいけるのか。ここ数年の切り花ホームユース層の増加とともに、実際のところ花瓶販売が大幅に伸びたようです。私自身もここ2年ぐらいで花瓶を数種類購入しています。

そういうことで家には花瓶がいくつもあり、花の色や大きさで使い分けたりしますが、どうも休眠花瓶が多く、花瓶の稼働率が低いのが気になります。衣類もそうですが、しまいっぱなしならどんどん使った方がよっぽどコスパがいいのではないかと思い、休眠中の花瓶を引っ張り出して、あえて数本の花瓶に分けていけてみました。

IMG_5550 IMG_5552

 

するとこんな感じに。

ピンクの花はスナップ(キンギョソウ;自宅栽培)、そのほかハーブゼラニウム、ニゲラ、マルバユーカリなど。

 

花を飾る場所が広くなるので、より花のある空間に広がりが出てくるように思います。また少ない本数を1瓶に飾ったほうが、よりおしゃれで今っぽい印象ですがいかがでしょうか。花瓶も様々なデザインが魅力的で、つい欲しくなってしまいますが、例えば何かの空き瓶を花瓶代わりに使ってもいいかもしれません。キムチにはまった数年前に、「キムチの素」の小さな瓶をキッチンカウンター前に並べて1本のトルコギキョウを1輪ずつに分けて飾ったことがありました。

5002

 

花瓶の形サイズは揃えてもそろえなくてもいいと思います。こんな感じでいくつかあるだけで、花の本数は同じでも全く異なる空間コーディネートできてしまうものです。配置を替えたり、間引いたりすることも容易なので、日替わりでレイアウトを変更して印象を変えることもできます。

すると、今度は花材のボリュームも関心が向いてきます。1本1輪のタイプもあっていいのですが、同じ1本でも枝を分けて使えるスプレータイプの素材はとても重宝するのではないでしょうか。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

pagetop