花研コーヒーブレイク
物流の効率化◆結構こういうのが重要なこともあります
2023.03.01
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
切花の輸送において、縦型の出荷箱を移動させることについては横箱以上に大変なイメージがあります。先入観かもしれませんが。縦型の箱を市場内で運ぶ場合、右手に一つ、左手に一つ持つのがせいぜいですから、と一度に運べる箱数が2つと概ね限られています。
一方、横箱は積み重ねができるため、より多い数量を一度に移動できますね。
そんなイメージを持っていたところある日、所用あり荷受け場で、ある資料のため撮影していたら、ちょうどご出荷いただいた縦箱商品の荷受け現場に遭遇しました。
その様子が写真。このとおり、縦型の箱をつなげているのです。
なるほど、これは言われてみればそりゃそうだと膝を打ちました。一度に5箱も運べます。しかも5箱が丁度市場の台車にぴたりとくるサイズではないですか。無駄がないスマートさに脱帽です。
物流の効率化をどう具体的に推進するか、ということについてはダイナミックな物流拠点論やパレット・台車物流などの提案がありますが、このような目の前の課題を見える形で解決しよう
ということも同時に必要だなと思いました。つまり自分でのできる範囲での改善もまだまだあるのではないか思った次第です。
相手先がスムーズにできるようにお互いに考え抜く、それが2023年でしょうか。
それではみなさま、ごきげんよう。