OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

一年の計はなぜ元旦にあるのか

2023.01.09

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

「一年の計は元旦にあり」ということわざの由来は、ネットでチャチャっと調べますと、一説に毛利元就の手紙に書かれていたという説、さらには中国の明朝時代に書かれた伝統的な年中行事やしきたりを開設した史料「月令廣義」に由来するという説があるようです。はたまた、その両方という可能性もあるのかもしれません。明確な通説はないようで、つまりチャチャっと調べたくらいではわかりません。

 

なんという不完全燃焼な冒頭でしょう。

 

不完全燃焼なことは一旦棚に上げまして、自分の経験談から考えてみます。

1日のうち午後の遅い時間帯なってから、何か考え事や決めごとをしようとしてもロクな結果になりません。その時は良いと思ったアイデアも、翌日になるとなぜこのような方向で考えてしまったのかと、前日の思考回路を不可思議なまでに思ったりすることさえあります。

例えば、外国語のちょっとした記事を読もうとしても、全然頭の中に入ってこなかったりするのですが、潔く諦めて翌日読むと不思議なものですいすいと読めたり。あるいは、日本語でさえも、翌朝読むと「あら、こんなことが書いてあったのか。昨日は随分読み違えをしたようだ」と思うことがあります。集中力のせいなのか、先入観の問題なのか。

はたまた、夜考えると、どうしてもネガティブな方向に走ってしまうことでも、翌朝考えると昨夜の自分が別人であるかのようにポジティブな考えを持つことができます。恐らくそのような経験は誰にでもあるように思いますが、いかがでしょうか。

 

最近は花研でも考える業務は午前中、もしくは午後にずれ込んでもできるだけ早い段階で片づけ、午後も終盤になってきたころには考える業務よりも、できるだけ作業に近い業務を行うように心がけ、時間帯によって取り組む業務を分けるようにしています。成果というと大げさですが、結果が全く異なります。これは私ばかりではなく、ヒトの脳や生理現象のメカニズムによるところが大きいと思います。若いころにはあまり気づかなかったことですが、だんだんわかるようになりました。

 

はい、そこでまた掲題のトピックスに戻ります。「一年の計はなぜ元旦にあるのか」。誰が言いだしたかという歴史的な背景を考えるのではなく、なぜ元旦に行うといいのかという理由についてです。脳や気持ちがリセットされ、フレッシュな新年第1日目、しかもその朝(元日の午前中)にその年の計を立てるというのは、マインドもポジティブに働き、且つバイオリズムから脳の働きも良い(少なくとも午後よりは)という点でとても理に適っているのではないかと思いました。1年の計は「元日にあり」ではなく「元旦にあり」というのがポイントですね。

もちろん一年の最初の最初にという精神論もあるとは思いますが、きっとバイオリズムで思考がポジティブで働くことが大きな目標を立てて、その人の能力を最大限に引き出すための計画を立てることができるということにもつながるのではないでしょうか。

 

これは個人の考えにすぎません。さらに泥油的に言えば一年の計を元旦に立てるだけでも素晴らしいと思います。

1年の計というより自己理念ですが、今年泥油は常にポジティブにマインドを保ち、且つオープンマインドでいくことを目標としています。

 

それでは皆様ごきげんよう。

 

フラワービジネスノート2023はこちら

0808ブログ用

 

pagetop