花研コーヒーブレイク
レモンの季節
2022.12.20
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
一つ、レモンの鉢植えがあり、二つ実が成りました。写真はそのうちの一つを収穫したものです。
葉っぱをつけて収穫してみました。蝶ネクタイのようにも見えます。
さて、以前も当ブログで紹介しましたが、コロナ禍で自宅で園芸に取り組む人が増え、レモンの鉢植えの人気が高まりました。昨年各市場でレモンの鉢植えが好調な取引であったと思います。レモンは実がなるのが面白いのですが、鉢植えにアゲハチョウがくるのも観察対象となり面白いと思います。
数あるチョウチョでもアゲハチョウほど人に好かれている(もしくは人の興味を引く)幼虫はほかにないでしょう。貴重な葉を幼虫に食べられるのはとても悩ましいことですが、アゲハの幼虫かと思うとあと2枚ぐらいの葉っぱはいいかなと眉毛をハの字に緩ませてしまいます。
とはいえ、たいがいはその倍ぐらい葉を食べられ、せっかく食べてもらっても良かったかなと成虫を見届けようと思うと、スズメなどにさらわれてしまうため、自然界の食物連鎖というのはヒトが思うようには進ませてくれないものです。
また、ご自宅に鉢物を置こうかなと思う場合(なんでもそうかもしれませんが)、つい実益を考えてしまうものです。例えば、アルコール飲料においてレモンチューハイの人気などが高まっていますが、鉢植えレモンは自宅で採れたフレッシュなレモンを利用したいという下心をくすぐります。しかも自分育てました的な感覚を味わいつつ!
魅力最強レベルです。引き続き人気でしょうか、それとも下降線に転じるでしょうか。個人的な意見にすぎませんが、私は引き続き人気堅調ではないかと思っています。外出制限もなくなり旅行に出かける人も増えましたが、様々な商品の価格が上昇した結果、内食に戻る傾向が予想されております。世の中大変ですがレモン栽培を楽しめるぐらい余裕をもって来年過ごしたいところです。
それではみなさま、ごきげんよう。良い週末をお過ごしくださいませ。