花研コーヒーブレイク
アツモリソウで地域興し
2022.04.08
こんにちは。ボンソワール桐生です。
ラン科の希少植物、アツモリソウを人工的に増殖し、自生地の保護と園芸品種の販売で地域町興しという記事をWEBメディア「日経クロストレンド」4月5日で見かけました。
他の地域でも、こうした希少な植物資源の保護と人工増殖した園芸種の販売などで振興できたらいいなと。
ちょっと論点がずれるかもしれませんが、日本各地の植物を伴う歴史ある文化って維持されているのかしらと思うことがあります。奈良の率川(いさがわ)神社ではササユリを使う三枝祭り(さいくさのまつり)が初夏にあり、1300年の歴史があるそうですが、ササユリは希少な植物になってしまいました。
水辺に生えるイネ科のヨシは、屋根の材料や様々生活用品に加工され利用されていたのですが、今や用途が限られて湖畔のヨシを管理する人もなくなり・・・というところで、例えば琵琶湖湖畔のヨシ群落を保全するために活動している人たちがいます。ヨシを刈って現代的な加工用品の材料に利用し、ヨシの群落を維持される活動があるようです。
様々な地域の名産と植物がある、あったのですがここで失うのは惜しいものです。日本固有のユリなどはとりわけ大切にしたいものですね。
それではみなさま、ごきげんよう。
良い週末をお過ごしくださいませ。