花研コーヒーブレイク
江戸の花売りの発声を真似して移動販売についての考察する
2022.04.05
こんにちは。ボンソワール桐生です。
最近、花や青果の移動販売が気になっています。最近の移動販売車は、どれも静かに運営されています。音が出ると近所迷惑として扱われ、むしろマイナスプロモーションになってしまうからでしょうか。わかりませんが、何か「来たよ~」という合図はあってもいいのかなと思っております。
ふと図書館で『日本の大道芸 物売り、啖呵売』のCDを見かけ、裏を見ると録音されているリストのなかに花売りというものがあり、迷わず借りてきました。江戸時代、都市生活における物売りは、長屋の隅々まで必需品を移動販売で届けてくれるので大変便利であったようです。花売りもその一連の中にあったのかなと思います。
さて、拝借してきた音源からここでパクるのはいけませんので、私が聴いて真似した発声をここで披露したいと思います。CDの音に限りなく近く再現されていると思うのですが、いかがでしょうか。実際にはおのおので本当の声を聴いていただきたいのですが、桐生再現版もなかなかいいリズムですよ。
ではこちらからどうぞ↓
現在においても、移動販売が増える中で、音の重要性、必要性が再認識されるように思います。
Buggles(バグルス)のヒット曲に「Video killed The Radio Star」(ラジオスターの悲劇)という歌があります。ラジオが流行りテレビ、ビデオが流行ったためラジオを聴く人が減ってしまったなあという過ぎ去った日々を想起させる懐かしがる歌です。現代は、更にインターネットがテレビをどうするのかというところまできました。
一方、ラジオはポッドキャストやラジコなどのインターネットサービスでとても聴きやすくなり、また評価されていると思います。音声の便利さが見直される中で、移動販売でもマイナスプロモーションにはならない、且つ宣伝効果が高い適切な音声放送があってもいいのかなあと思いました。
それではみなさま、ごきげんよう。