花研コーヒーブレイク
パイントでください
2022.03.30
こんにちは。泥油育子です。
山手線、混んでいますな。「まん延防止」が全面解除になった上に、年度末だからということもあるかもしれません。混んでいるといっても私が通勤で利用している区間と時間帯のみの話ですが。
さて、ボンソワールにパイントで欲しいものはありますか?と聞いたら、
「柿のタネ。」
と即答。
「だってどーせすぐ食べますから。」
※パイント=ビールのグラスの単位。アメリカの場合1パイント473mL、イギリスでは1パイント568mLですが、ここではまあだいたい450-600mlのイメージで使わせていただいています。
なるほど。柿のタネが主食と豪語する方は違いますね。ご自宅の家計簿の項目欄の一つが「柿の種」なんですって。食費、医療費、交通費、柿の種・・・という並びですね、きっと(想像)。
※「花卉のタネ(種子)」じゃありませんよ。
恐らくどなたにもありますよね。パイントで欲しいもの。いやむしろ、アタクシにはパイントを超えて2倍のリッターで欲しいものがたくさんあります。例えばヨーグルト。飲むヨーグルトではなくて食べる方ですよ。400mlか450mlまでのサイズがほとんど。その上の大容量があれば、ゴミも減るのになーとか。食べ過ぎるの怖いけど。
ま、こんな感じで消費量が多いもの、好きなものはパイントかリッターで欲しいものですね。ただ社会全体からすれば、パイントやリッターだと困るという人の方が多くて(1世帯当たりの構成人数も少なくなってきていますし)、多くの商品においては今小売店頭に並ぶ流通サイズがちょうどいいのでしょうね。
花も愛好家のためのパイント売り、リッター売りがあっていいのではないかと思うことがあります。
カラフルなバケツかビーカー型の容器があって、春の花パイントサービスみたいなのがあってそのままお持ち帰りいただけるとか、あるいは2回目からはそのパイント容器を持ってくるとそこに草花を詰めて売ってくれるとか。花好きな人には喜んでもらえるかもしれませんね。
↓パイントサイズの容器にわさっと入ったパンジー(花の品目はあくまでも例です。手元にあったものを使ってみました♪)
これが2倍のリッターになるとこんな感じ♪ そんなに大きく見えませんが↓ビーカーのメモリが1000mlになっているの見えますか。
500mlとサイズを比べるとこんな感じ。上から見るとまあまあボリュームに差があるのがお分かりいただけると思います。
花のパイント売りとかリッター売りとか、こんなイメージでしょうか。
先日、大田市場内の某仲卸さんの事務所に小輪のラナンキュラスが無造作に花瓶に投げ入れされていました。よく見かけるラナンキュラスだったのですが、小輪で春めいたパステルカラーでめちゃくちゃかわいいですねーと言ったら、取扱い中に欠けた直径1cmのかちんかちんのラナンキュラスだと。それがゆっくり開花して、パソコンの横に花を添えていたのです。
えー、まじぽん?めちゃかわいいやん。
欠けたラナンキュラスをゴミ箱に入れるのは忍びないので、ツボミを集めてわさっと水に挿しておいただけのものだと教えてくれました。それがすんごい素敵で、かねてから想像していたパイント売りのイメージを結びついてしまいました。
ホームユースが定着してきた今、取扱い中に欠けて短くなった草花を「草花パイントで」「グリーンのパイントで」なんていうサービスもありかもしれません。いやわかりませんよ、独り言です。
みなさんがパイントで欲しいものは何ですか?
それではみなさま、ごきげんよう。